吉野家 / BSE丼、喰うか喰わざるや
2006年 埼玉県 ファストフード 牛肉 豚丼18日より、吉野家の牛丼が再開されるらしい。
私は食べに行かないが、売れるんだろうなぁ。売り切れが続出すれば、多くの企業は「売れる」と判断し、米国産牛肉の輸入・使用に踏み切るだろう。結果として、安全対策はさらにおざなりになるはずだ。
それに、輸入再開から日も浅いこの時期に入ってくる牛肉は、安全対策が実施される前からの備蓄である可能性が高い。もしかすると、成田空港で足止めされていた牛肉が市場に流出しているかもしれない。
というわけで、私は食べに行かない。
少なくとも年内は控えるだろうな。
◎
しかし吉野家の牛丼が食べたい欲求はある。販売停止から2年あまり。もう味を忘れてしまったよ。てなわけで、豪州産を使っているという「松屋」の牛丼を食べてきた。
豪州牛めし並(350円)
メニューには「豪州牛めし」と書いてあった。主張してるねぇ。牛肉の色がやや濃い。食べてみると、牛肉特有の臭みがある。脂身も少ないので、あっさりというか、どことなく味気ない。私はきらいじゃないけど、苦手な人はいるだろうなと思った。
(吉野家の牛丼は特別だったんだなぁ……)
としみじみ思う。
※独特の臭みがあるので、苦手な人はいるかも
新作豚めし並(290円)
松屋も豚丼を改良したらしく、「新作」の冠がついていた。食べてみると、うーん、これまた物足りない。ちょっと前に吉野家の「新味豚丼」を食べたけど、あっちの方が好みかなぁ。
※なかなか頑張っているけど、いまひとつ
こんなのは個人の好みなので、むしろ松屋の牛丼、豚丼の方が好きという人もいるだろう。しかし私にとっては、やっぱり吉野家が好きなんだと再確認する結果となってしまった。
※最後に食べたのは2004年02月09日だ
なんとなく「あの味」を思い出した。再開された牛丼をがぶがぶ食べたいけれど、今は駄目だ。
その結果、吉野家が米国産牛肉をやめて、「あの味」が永久に失われることになるとしても、今は控えておこう。