禄剛埼灯台 / 日本の中心に建つ灯台
2006年 石川県 #北陸ドライブ ヘリテージング100選 日本の灯台50選 景勝地 灯台ついに能登半島の先端までやってきた。
私は自然景観の中でも岬(みさき)が大好きで、その岬に立っている灯台を見てまわることは趣味にも等しい。てなわけで能登半島の突端に立つ禄剛埼灯台は、避けては通れないチェックポイントだった。
その名も狼煙(のろし)町
禄剛埼灯台が設置されるまでは狼煙で船舶に合図を送っていたらしい。このことから、町の名にも「狼煙」が使われてきたようだ。「灯台」ができたのだから、灯台町と改名すればよかったのにね。
ともあれ車を駐車場(320円)に停めて、細道に入っていく。
けっこうな急勾配だ。
キツーイ道のりだったけど、汗を流しただけの甲斐はあった。そこには日本海の大パノラマが広がっていた。
※内海と外海の境目にある
禄剛埼灯台(ろっこうざき)別名:狼煙灯台
- 明治16年(1883年)、イギリス人技師によって設計された。
- フランス製の不動レンズを使用したドーム型灯台。
- 日の出と落日の両方が見られる場所としても有名。
- 「日本の灯台50選」の1つ。
※優美な白亜の灯台だ
断崖に屹立している
灯台の高さは12mしかないが、この場所が海抜47mにあるので十分な高さになる。目の前が海なので、断崖絶壁だよ。すぐ下には「千畳敷」と呼ばれる岩棚が広がっている。
※あれが千畳敷かな?
日本の中心?
駐車場の案内には「最果ての地・狼煙町」と書いてあったけど、灯台の近くにあった碑には「日本列島ここが中心」と書かれていた。見てみると、禄剛埼灯台を中心に円が描いてあって、その中にすっぽり日本列島が収まっていた。
なるほどね。
※日本列島ここが中心
深呼吸して、いい気分に浸る。
能登半島の端っこに来たんだな。そう思うと達成感がわいてくる。
※とても刺激的な注意文
ここが日本の中心であれ、最果てであれ、とにかく私はここに来たのだ。