アンコールワット / カンボジア料理ってどうよ?
2006年 東京都:新宿副都心 エスニック 世界の味 国:カンボジア今夜はN氏とカンボジア料理を食べてきた。
カンボジア王国
最近はN氏といっしょの仕事をしているので、こうして飲み食いする機会も増えた。今夜は、仕事の作戦会議も兼ねて、代々木にあるカンボジア料理の店「アンコールワット」にやってきた。店に入ってみて、7年くらい前にも来たことがあるのを思い出した。N氏に連れてきてもらったはずだが、2人とも忘れてた。
また忘れてしまうといけないので、日記を残しておこう。
接客もカンボジア風?
アンコールワットは、代々木駅のすぐ近くにある。
カンボジア難民の夫婦がはじめた店らしい(真偽不明)。金曜の夜ということもあって、店内は大盛況だった。席に着くと、店のおじさんがメニューを指さして言った。
「これ! このコースメニューね!
今夜の大人気、95%のお客さんが注文してるヨ!」
──95%?
意味を理解するのに2秒ほどかかってしまった。あぁ、そうだった。ここは店員のプッシュが強烈なんだよね。前回もそれで戸惑ったけっけ。私はコースでも良かったのだが、N氏の意向で単品注文になった。
「えぇとね、山菜の炒め物、五目炒飯、トムヤムクン、いちばん辛いサラダ」
とN氏が言うと、店のおじさんはすかさず、
「それと、生春巻きね」と言ってきた。
私が面食らっていると、N氏が「そうだね、生春巻きも2つ」と返してくれた。
※というわけで生春巻き
ずっとこんな感じで、とにかく強引なんだよね。
ここで自由自在に注文するには、胆力がいるだろうな。
辛いものは辛い
今日、食べた料理ではサラダが辛かった。
これは店でいちばん辛い料理らしい。キュウリと生ハムのサラダなんだけど、強烈に辛いので泣いてしまった。食べ終わったあとも辛さは消えず、舌をなぶりつづけた。ほんと、舌を引っこ抜きたくなるほど辛かった。
※強烈に辛いサラダ
しかし辛いのはそれだけで、残りはふつうだった。
トムヤムクンも大して辛くなく、すいすい飲める。やはり日本人向けに辛さを抑えてあるのか、カンボジア料理のトムヤムクンは辛くないのだろうか?
※トムヤムクンは辛くなーい
料理としてどうよ?
カンボジアはタイとベトナムに挟まれているので、料理も両国の影響を受けているらしい。あいにくだが、私はそれらを区別できない。今日食べた料理も、タイ料理といわれれば信じるだろうし、ベトナム料理といわれても疑わないだろう。
この地域の料理(エスニック料理?)は、辛さも強烈だけど、それ以上に香辛料がヤバイ。ショックを受ける香辛料は大きく下記に分類される。
- 最初からキツイ味がするもの
- かじると強烈な味が炸裂するもの
- 食べられないもの
この3つが、同じ皿に混じっているからややこしい。
1は事前にわかるので、まだ覚悟できる。問題は2で、こいつは突然、口の中で炸裂するから生理的なショックが大きい。しかも、食べられない葉っぱや茎もある。食べられないものが混じっているなんて、料理として不完全なんじゃないの? と問いたくなるときもある。
※お新香といっしょに食べる牛肉のサテー
正直なところ、こうしたエスニック系(カンボジア、タイ、ベトナム)の料理はあんまり好きになれない。とはいえ、たまに食べるのは悪くはない。香辛料ショックには慣れないけど、独特の辛さにはだいぶ耐性がついてきた(と思う)。
また何年かしたら来てみよう。