春日大社 / 雨上がりを歩く
2006年 奈良県 #大阪、奈良の旅 世界遺産 建物:社寺・史跡雨の春日大社も乙なもんだ。
雨によっての緑が深まり、雨音で静けさが増している。むしろ雨が降っていてよかったのかもしれない。
春日山原始林のふもとを歩く
ここも奈良公園の内部か。一昨日と今日でだいぶ歩いたが、それでも奈良公園全域を見ていない。広いなぁ。このあたりは春日山原始林に接しているのか、これまで歩いてきたところより緑が深い。
※雨に濡れた石畳
※灯籠も苔むしている
※雨に誘われ、沢ガニも出てきた
世界遺産 春日大社
春日大社は、全国にある春日神社の総本社。春日大社創建の際、祭神が鹿に乗ってきたという伝説があって、奈良公園に多数のシカが放し飼いにされているのは、これに由来する。朱色があざやかな建物で、雨と緑によって不思議な印象を与えていた。
※社殿を囲む朱塗りの回廊
※西回廊の釣燈籠
※よく見ると、少しずつ異なる
本殿へ
春日大社の南門から神拝所までは参拝料は不要だが、中門から先の本殿を見るためには社頭特別参拝料(500円)が必要になる。入るかどうか迷っていたら、金髪の若い女性がやってきて、迷うことなく入っていった。なんだか私より日本に詳しそうに見える。というわけで、私たちも本殿を見ていくことにした。
※神拝所:屋根があるだけだ
※軒に下がる釣燈籠
春日大社の結婚式
休憩所で休んでいると、数名の足音が聞こえてきた。みんな黒い服を着ていたので葬式かと思ったが、結婚式のようだ。春日大社で結婚式を挙げられるとは知らなかった。ちらり、ちらりと巫女さんの朱色の袴が見える。なかなか幻想的だ。
※人が集まってくる
独特の雰囲気
なんだか肌が泡立ってきた。疲れたのか、寒いのか、よくわからん。春日大社の建物より、周囲の森に魅せられている。奈良公園の一部で、街からそんなに離れていないのに、遠くまで来たような気持ちになった。
※春日大社の奥にも道が続いている
1時間ほど見学した私たちは、参道を抜けて帰ることにした。帰り道もいい雰囲気だった。
※石灯籠が並んでいる
※参道を通って帰ろう
■春日大社
[住所] 奈良県奈良市春日野町160
[料金] 500円
[電話] 0742-22-7788
[歴史] 創建:768年
[URL] https://www.kasugataisha.or.jp/