新宿伊勢丹 冬の大北海道展 / 新宿で食べる札幌ラーメン
2007年 東京都:新宿副都心 ラーメン 建物:デパート 物産展『金沢・能登美味物語』を見たあとは、『冬の大北海道展』も見てきた。
なんのことはない。同じ伊勢丹のB1Fで『金沢・能登美味物語』が、7Fで『冬の大北海道展』が開催されていたのだ。
エスカレータを登るだけで、北陸から北海道へ移動できる。
便利な世の中になったもんだ♪
今回はなにも買わず
私たちは9月に開催された『秋の大北海道展』にも立ち寄っている。あのときは豚丼や真ほっけ、エルムガーデンの「うに丼」を食べた。
秋に主要なものを試してしまったことと、『金沢・能登の物産展』でけっこう買い込んだたため、こちらではなにも買わないことにした。
「せっかく来たのに」と後ろ髪ひかれる思いもあったが、買いすぎで後悔するのは懲りていた。
らーめん五丈原
でも腹は減っていたので、イートインに立ち寄った。
今回選んだのは札幌ラーメンの有名店・らーめん五丈原。「札幌ラーメン」と銘打った店に入るのは何年ぶりだろう。
※イートインは殺風景なんだよね
とんしおラーメン(683円)
「とんしお」「みそ」「しょうゆ」の3種類とある中で、もっとも扱いが大きい「とんしお」を注文した。塩味の豚骨スープという意味らしいが、食べてみると豚骨スープで足りる感じ。塩味というより、プレーンかな。食べやすいが、あんまり特徴のないスープだった。麺も、棒ラーメンのようにあっさりしている。ふぅむ。
胡椒をかけたら、一気にラーメンっぽくなった。
なんだろう? 屋台のラーメンみたい。
※くせのない豚骨スープと麺
みそラーメン(683円)
嫁は例によって「みそ」を注文。
味見させてもらったが、この麺とスープならみそ味の方が合うな。とろとろチャーシューもおいしくなる。しかしそれでも、きわだった個性はない。
「とんしお」がジムなら、「みそ」はジム・カスタムといった感じか。
※このスープと麺なら、みその方が合う
これは、物産展で食べるラーメンじゃない。
酔っぱらったあとに食べる「〆の味」だと思う。
つまりアレだ。なんでもかんでも遠くの味をもってくればいいわけじゃない。その土地の生活スタイルに組み込まれた味は、そこだけ取り出しても感動を分かち合えない。
物産展でも楽しめる味、現地でないと楽しめない味というものが、やっぱりあるんだろうな。
てなことを考えながら、帰ってきました。
ごちそうさま。