緑にライトアップされた東京タワー

3月17日の東京タワーは緑色にライトアップされた。

私たちはこれを見るため、昼から散歩してきたのだ。
浜松町から増上寺を越えて歩いていくと、怪しげな東京タワーが浮かび上がってきた。ちょっと不気味～。

※怪しげ～な雰囲気だ

なぜ今夜、緑色なのか？

3月17日はセント・パトリック・デー(St Patrick's Day)。
カトリックにおける祭日であり、アイルランドの祝祭日。世界中のアイルランド系やカトリック教徒が緑色の物を身につけて祝うので、「緑の日」とも呼ばれる。

※3月17日

そして2007年はアイルランド・日本外交関係樹立50周年にあたる。というわけで、『東京タワースペシャルライトアップナイト(Greening and lighting the futre)』が開催されたわけだ。

周辺一帯がグリーン一色に

緑色のライトアップは、2003年の『マトリックス リローデッド』公開記念のときと同じカラーだね。
照射が強いので、東京タワー周辺はグリーン一色に染まっていた。写真が緑がかって見えるのは色調補正の失敗じゃなくて、実際に緑色の世界だったのだ。

※強烈なグリーン照射

タワー直下もカメラマンでいっぱい

まぁ、予測はしてたけどね。わらわら集まっていたよ。
世界貿易センタービルのような遠くでは一眼レフばかりだったけど、近づくにつれてコンパクトカメラが増え、タワー直下は携帯カメラで埋め尽くされていた。
そこかしこでフラッシュの光が瞬く。この状況でフラッシュを焚いても意味ないのに。やれやれ。

※いつもの構図

※木々のあいだから

※下から見上げて

近づけば近づくほど、不自然に見える。
赤い柱に緑の光を当てるのだ。そりゃ変な色になるさ。
毎日これじゃ閉口だけど、特別イベントだと思えば悪くもない。

※車のガラスに反射してる

私たちはしばし非日常な世界を楽しんだ。