萬力屋 / 担々麺めぐり
2007年 東京都:都心部 エスニック ラーメン 中華3人で萬力屋の担々麺を食べ比べすることにした。
先日、私はここで『冷やし辛みたんたん麺』を食べたんだけど、これが意外とうまかった。この調子なら、苦手意識をもった担々麺も食べられるかもしれない。
萬力屋の担々麺は種類が多い。
どうせなら、いっぺんに注文して食べ比べしてみたい。
というわけで、試してみることになった。
黒ごまたんたん麺(880円)
萬力屋のフラッグシップモデル。
大きめのどんぶりに、なみなみと注がれたスープ。こりゃすげぇ。
注文したI子も面食らっている。
※麺がスープに沈んでいる
味見をさせてもらったが、香味が強い。
黒ごまスープはいいんだけど、刺激的な成分(名称不明)が入っている。どんぶりの底にはさらに強い香味成分が隠れているので、だんだんきつくなる。
ぬぅ、やっぱり苦手かなぁ。
たんたんつけ麺(-)
R子は限定メニューを注文。
黒ごまたんたん麺と同じスープに、麺をひたして食べる。具は豊富でナルトも入ってる(←R子はナルトが苦手)。
※麺の具が豊富
味見させてもらうと、黒ごまたんたん麺ほどきつくない。麺とスープが別なので、のびる心配もなく、ゆったり食べられる。
それでも女性には量が多かったようで、後半はへばっていた。
汁なしたんたん麺(930円)
そして私が注文したのは『汁なし』。
中国本土で担々麺というと、汁がないタイプを指すらしいね。
ぱっと見『冷やし辛みたんたん麺』そっくりだが、麺が冷たくない。サラダのように野菜たっぷりなのに、湯気が立ちのぼってる。
※どっさり野菜、しかし温かい
※ほくほく麺を引っ張りながら食べる
麺にシコシコ感がない。麺の種類がちがうのかな?
肉みそが濃いので麺ばかり食べてると、肉みそと麺のバランスが崩れ、大変なことになった。しかもどんぶりの底には唐辛子や香味成分が隠れていた。味の濃さに喉が灼ける。ぐはー。
◎
食べ終わると、3人ともお腹が妙な具合になっていた。
調子が悪いわけではないが、ぐるるーと胃が蠕動する感じ。なれない刺激物に胃が驚いているのだろう。
その感覚は夕方あたりまでつづいた。
……やっぱり萬力屋の担々麺は特殊だ。
まずいわけではないし、好きな人はたまらなく好きだと思う。
しかし私の胃腸には、ちょっと厳しいようだ。