梅園(うめぞの) / あわぜんざいを求めて
2007年 東京都:東部 スイーツ 和菓子いつか行きたいと思っていた梅園(うめぞの)を見つけてしまった。
梅園は1854年開業の甘味処。
最近は百貨店などに支店を出しているから、知っている人も多いかもしれない。ここの粟汁粉がうまいと耳にして、ぜひ食べてみたいと思っていたけど、まさか今日、それを見つけるとは思わなかった。
※150年の歴史をもつ老舗・梅園
梅園は小さい店なのに、食券制だった。
風情がないなぁと思うが、しゃーない。粟ぜんざいと梅園みつ豆のチケットを買って、席に着く。席も小さいね。
梅園みつ豆
寒天、豆、白玉、酸っぱめの蜜梅2個に、キウイ2切れが入っている。キウイの酸味がうれしい。それに蜜に漬けた梅が印象的だった。
デパートで買うみつ豆とのちがいは冷えてないことか……。
※蜜梅が印象的なみつ豆
粟ぜんざい
そして待望の粟ぜんざいが登場。
食べてみると、強烈に甘い! あんこの甘さがものすごい。弥次喜多のあんも甘かったけど、もっとこう、なんか、どことなくちがう。甘みが強すぎて、粟餅の味がわからない。つぶつぶした食感もあるんだけど、なんかちがう気がする。
付け合わせのシソも強烈で、あまり口に合わなかった。
※あんこが甘い!
そもそも粟汁粉は冬の風物詩だから、夏に食べて評価するのはお門違いかもしれないが……やっぱりちがう。歳をとって味覚が変わったのかな? 最初に感動した弥次喜多で食べることがあっても、またちがうと思うのかもしれない。
◎
頭が痛くなるほど甘いものを食べたいときもあれば、ほんのり控えめの甘さが嬉しいときもある。
自分が甘いもの好きなのかどうか、よくわからなくなってきた。