馬肉・阿蘇望 / 熊本の味を試そう
2007年 東京都:新宿副都心 和食 郷土料理 郷土料理百選 酒 酒:焼酎 馬肉仕事が終わって、L氏、N氏と3人で打ち上げをやることになった。
そこで私は、熊本郷土料理の店「阿蘇望(あそぼう)」に行きたいと提案、決定した。初台からバスで神山町へ、そこから少し歩く。
※熊本郷土料理 馬肉「阿蘇望」
店はNHK放送センターの前にあった
渋谷駅からかなり遠い。
ネットで調べると、渋谷には熊本料理の店が多いのだが、なんでだろう?
熊本といえば馬肉
馬刺しは食べたことあるけど、この店はいろんな部位の肉を用意していた。とりあえず4種盛りを注文してみる。
※フタエゴ、赤身、極上霜降、たてがみ
これはうまい!
飲み屋で食べる馬刺しは凍っていたり、脂がゆるかったりするけど、ここはちがう。しっとり、柔らかく、とろりと溶ける。
- 霜降:
- クセがなく、つるんと食べられる
- 赤身:
- しっとり感を楽しめる。私は霜降より赤身の方が好き。
- フタエゴ:
- コリコリした食感なんだけど、それを楽しもうとすると飲み込んでしまう。
- たてがみ(別名:こうね):
- 馬のたてがみ部分の脂身なんだけど、ぜんぜん脂身らしくない。「貝の一種だよ」と言われれば信じてしまいそう。こんな部位もあったのか。
これをたまり醤油につけて食べる。タレのような甘みとの相性がいい。醤油って、南に行くほど甘くなるね。
うまうまー♪
「大石」を試す
熊本在住のマイミク、かっちゃんさんから教わった焼酎「大石」を試す。
※達磨焼酎・大石:するっと飲みやすい♪
店員さんに聞いてみたところ、米焼酎だって。
私はどうやら麦や芋より米焼酎が好きみたい。だが、それにつけても変わった焼酎だ。うまく表現できないけど、洋酒のような芳香がある。みんなに薦めたところ、喜んでもらえた。
うまうまー♪
初めての 一文字グルグル
「熊本といえばグルグルも試さないと」とL氏。
茹でた葱(わけぎ)を冷やして、葉でぐるぐる巻きにしたもので、酢みそにつけた食べる。「ぬるっとした食感があるよ」と教えられたが、そんな感じ。でも、ぬるぬるはしていない。こんな郷土料理もあるんだね。
うまうまー♪
※または人文字グルグルと言うんだって
火を通した馬肉もうまい
馬肉のメンチカツも食べてみた。
肉汁たっぷりで、弾力があって、味わい深い。牛肉に似てるけど、牛肉より豊かな感じ。
うまうま♪
※桜メンチカツ:弾力が心地よい
〆に、ご飯ものを食べることにした。
生肉を使った「桜トロ丼」と焼いた「石焼馬力丼」があるので、石焼きにしてみた。すると、真っ赤な馬肉と生卵がのった石鍋が運ばれてきた。ジュージュー音がしてる。それを店員さんが混ぜはじめる。そうか、石焼きビビンバだったのか。
※石焼馬力丼は、馬肉の石焼きビビンバだった
食べてみると、焼けた馬肉はうまい。
しかしキムチが味を邪魔してる。悪くないけど、馬肉を楽しむなら「桜トロ丼」の方がよかったかな。
それでも、うまうまー♪
◎
てなわけで、私たちは熊本の味を堪能した。
私は満足していたが、L氏によれば熊本は魚もうまいらしい。桜肉だけでは、熊本や九州は語れないそうだ。
うーん、ますます九州に行きたくなったぜ。