「まかない」の意味は?
2007年 東京都:都心部 カレー 粉もの麻布十番にお好み焼き屋ができたので、ランタイムに行ってみた。
「神戸住吉 作作」という店で、地下にある。照明が落とされた店内は、バーのような雰囲気だった。「大人のデートに使える店」と言えば、伝わるだろうか。おしゃれで、じつに麻布十番らしい。
※店内の様子
まかないカレーとは?
ランチメニューを開くと、「まかないカレー」の文字が目にとまった。
なぜ、お好み焼き屋のまかないに、カレーがあるのか?
まかない(まかない料理)
飲食店において、従業員向けに作られる料理のこと。お金を取って客に出すものではないため、食材の残りなどで安価に作られる。一方、プロの料理人が食べるものだから、創意工夫され、隠れた逸品に仕上がることもある。
オムライス、天むす、コブサラダなど、まかない料理から正式メニューに昇格したものも多い。
食べてみたけど、ふつうのカレーだった。ちょっと辛口かな?
お好み焼きの材料は使っていないように見える。つまり、ランチメニューのために食材を仕入れたわけだ。それを「まかない」と呼ぶのはいかがなものか。お好み焼きに使う牛すじや天かすを入れると言った「らしさ」がほしかった。
※まかない?
お好み焼きランチを食べた知人に、
「どう? 神戸っぽかった?」と訊ねたところ、しばし考えたあとに、
「お好み焼きだった」との感想をいただいた。
※お好み焼きランチ
まぁ、雰囲気が大事なんだな。
そう結論を出して、店をあとにした。