熊本郷土料理 熊吉 / 馬肉と日本酒に萌えた夜
2007年 東京都:新宿副都心 和食 郷土料理 酒 酒:焼酎 馬肉熊本の郷土料理を食べるため、6人のメンバーが集まった。
ほんとはビアガーデンに行く予定だったが、急遽変更された。まぁ、9月の半ばだし、大量に飲む人もいないので、これでよかったみたい。
訪れたのは、井の頭通りの奥にある『熊吉』。
先日の『阿蘇望』より近いところを選んだつもりが、100mほどしか変わらなかった。むぅ。
まずは馬刺盛り合わせ
ここも極上霜降、赤身、フタエゴ、たてがみの4種だった。
食べてみる。くみくみ。いいねぇ~♪
※馬刺盛り合わせ:みんなにも喜んでもらえた
『阿蘇望』と比べると『熊吉』の方が淡泊かな? もともと馬肉にはクセがないけど、さらにクセがない。反面、食感は豊かだった。店によっても風味がちがうみたい。
馬づくし
いろいろ桜肉を試してみた。生もいいけど、火を通したのもいいね。煮込みや焼き物を注文すればよかった。
- 桜納豆...これは納豆が強すぎる
- 桜ユッケ...これなら馬肉がわかる
- 馬ひも塩焼(カルビ・あばらの部分)...お酒のつまみにいい
- 特上握り(極上霜降・赤身各四貫)...これはうまいよ♪
※桜納豆:馬肉が納豆に圧倒されていた
※馬ひも塩焼:牛に似てるが、牛にあらず
※特上握り:もう1回食べたい
熊本の郷土料理
熊本の味もいろいろ試したよ。人数が揃うと、ちょっとずつ食べられる。
- きびなご唐揚げ...ふつう、小鮎の唐揚げに一歩ゆずる
- 人文字ぐるぐる...ぬめっと感が足りない
- 天草大王の炙りたたき...うまいけど、これじゃ足りない
- 山うに豆腐...豆腐よう? お酒が進むのぉ
- 辛子れんこん...揚げたては風味が変わるね
- アオリイカの刺身...淡泊な味わい
- 真鯛造り...お刺身のちがいはよくわからない
- かんぱちかぶと焼き...鮪のかぶと焼きより食べやすい
- 熊吉コロッケ...熊本はコロッケが多いな
- 大判さつま揚...焼きたてなのか、ふわふわしてうまい
- 阿蘇高菜めし...高菜炒飯だった
※やたら人気だった熊吉コロッケ
※かんぱちかぶと焼き:ほじほじ、うまうま
日本酒・擬人化プロジェクト
誰かが、日本酒を美少女にたとえはじめた。
いわゆる「擬人化」である。
※この酒は、どんな感じの女の子?
お酒の風味を表現するのは難しい。
「草原を吹き抜ける涼やかな風」と言われてもピンとこないが、「陸上部でがんばる後輩の女の子 白いタオルがまぶしい」と言われれば見えてくる。
萌え文化にどっぷり漬かった私たちは、まるで言語のように、女の子のイメージパーツ(記号)を共有していた。
奇妙な利き酒がはじまった。
次から次へと酒を注文して、それを美少女にたとえていくのだ。
たとえば、こんな感じ。
- 美少年
明らかなツンデレ。ちょっかい出すと、予想通りの反応が返ってくる。だが、それがいい!
- 能古見(のごみ)
幼なじみ。背が小さく、あか抜けないが、情に厚い。嫉妬深い面もあり、こじれると大変。
- 白露垂珠(はくろせんじゅ)
物静かで、おとなしい少女と思っていたけど、けっこう大胆。いつの間にかリードされている。
- くどき上手
口調はキツイが、意外にかわいいところも。甘えすぎない距離感なので、安心してお付き合いできる。
- 天狗舞
背筋がすっきり伸びたお姉さん。浮ついた気持ちで近づくと痛い目を見るが、本気で交際すれば吉。素直クール。
- アンフィルタード(濁り酒)
悪気はないけど、イタズラ好き。けっこう遊んでるな。気を許すのは危ない。
- 天草古酒
友だち感覚だったけど、よく見ると美人。まつげの長さに驚く。しかも着やせするタイプ。やばい。
※この娘(酒)に惚れた♪
これ、けっこう楽しいかも。
誰か絵を描いてくれないかな?
◎
気がつけば23時。
あわてて会計して、店を出る。見ると酒代が半分を超えていた。みんな飲み過ぎ!
今夜も楽しく萌えました。