旅行  2007年11月01日(木) の東京都:都心部 にて

パソナO2 / 地下の野菜工場

(map)

[WGS84] 35.685088, 139.766163 - Google Earthで開く(kml)

地下で野菜を育てることはできるのか?

大手町野村ビルの地下に、PASONA O2(パソナオーツー)という施設がある。
ここでは蛍光灯やLEDライトで野菜や花を育てる研究が行われている。人材派遣会社パソナによる就農支援の一環らしい。無料で見学できるので、行ってみることにした。

パソナO2は地下の野菜工場
※パソナの受付もすごかった

銀行の地下金庫だった

PASONA O2は、銀行の地下金庫だった空間を再利用している
なので、そこへ至るエレベータは社員専用の、隠れた位置にある。おかげで見つけるのに苦労したよ。

パソナO2は地下の野菜工場
※中央の食堂兼会議スペース

係員さんから簡単な説明を聞いたら、あとは自由に見学できる。
施設内には6つの部屋があって、それぞれ植えてある植物も、ライトも、温度も湿度も異なっていた。

Room 1 花畑

最初の部屋に入る。うぎゃー、光が強烈だよ。目が痛い。

パソナO2は地下の野菜工場
※このくらいの大きさの部屋が6つある

パソナO2は地下の野菜工場
※色によって生育はどう変わるか?

パソナO2は地下の野菜工場
※まぶしい

Room2 ハーブ畑

2つ目の部屋に入ると濃密なハーブの匂い。鼻がくすぐったい。

パソナO2は地下の野菜工場
※部屋ごとに植えてある植物も、ライトも、湿度もちがう

パソナO2は地下の野菜工場
※部屋を区切るガラスドア

Room3 稲の栽培

3つ目の部屋は蒸し暑く、大型扇風機で風が巻いていた。これが稲作に適した環境なんだろうな。理論的には年3回の作付けが可能なんだって。

パソナO2は地下の野菜工場
※ガラス張りなので広く見える

パソナO2は地下の野菜工場
※栄養分を溶かた水を育てる養液栽培だ

Room6 21世紀型の植物栽培

Room6は入室禁止になっていた。のぞいてみると、きれいなサラダ菜が栽培されていた。種まきの時期をずらすことによっていつも収穫できるんだってさ。

パソナO2は地下の野菜工場
※手前が発芽した種、奥にあるのが収穫直前のサラダ菜

Room5 野菜畑

この部屋では、よく見る野菜が栽培されていた。
ハウス栽培を進化させた「野菜工場」なんだって。

パソナO2は地下の野菜工場
※ダイコンだ

パソナO2は地下の野菜工場
※茎や枝、そして葉にもうぶ毛がびっしり

Room4 果菜類栽培

最後の部屋は、近未来の手術室のようだった。

パソナO2は地下の野菜工場
※うおーー! 生物兵器でも作ってんのか?

パソナO2は地下の野菜工場
※トマトがなってる

いやぁ、すごいね!
この技術(農法)が確立されれば、都市でも、砂漠でも、ひょっとした宇宙でも野菜を作れるんじゃないか? しかし現状、照明代がかさんでしまうため、サラダ菜1枚が1,000円くらいになるそうだ。いろいろ課題はあるけど、ワクワクするぜ。

パソナO2は地下の野菜工場
※最後にサラダ菜を試食:ちゃんとうまい

パソナO2は地下の野菜工場
※このビルの地下にあるんだぜ

野菜工場が安価に稼働するようになったら、食糧自給率は改善するだろうか? 私たちの食生活はどう変わるだろうか?
いいこともあれば、悪いこともあるだろう。それは言い換えれば、農業には大きな可能性があるってことだ。
未来が楽しみだ。

コメント (Facebook)

思考回廊 旅行
パソナO2 / 地下の野菜工場