喜多方蔵の里 / そこは蔵の博物館
2007年 福島県 #福島ぶらり旅 博物館 建物:日本家屋「喜多方蔵の里」は、蔵の博物館のようだ。
喜多方の街はそこかしこに蔵があるのだが、がっつり見ることはできない。最初に煉瓦蔵(生活感)を見て、つづいて甲斐本家(豪勢)を見ちゃったので、蔵がよくわからなくなった。「喜多方蔵の里」なら、もう少し蔵がわかるかもしれない。
※「喜」は喜多方の喜かな(旧東海林家酒造蔵)
蔵を集めた野外博物館
いくつかの有名な蔵を移設・保管・公開しているようだ。川崎市立日本民家園や郷土の森博物館、合掌造り民家園のような野外博物館というわけだ。
※蔵が集めて、古い町並みを形成している
蔵の中は資料展示
それぞれの蔵には、民族資料が展示されていた。1つずつ外観を見て、内装を見て、資料を見ていく。そんなに広くないから、すいすい見て回れた。
※蔵っぽい蔵(旧東海林家酒造蔵)
※木造の蔵(旧唐橋家味噌醸造蔵)
※蔵っぽい窓(旧猪俣家穀物蔵)
肝煎屋敷 旧手代木家住宅(福島県指定重要文化財)
敷地の奥に、古い民家が建っていた。かなり重厚な雰囲気。どんな人たちが住んでいたのだろう。一揆の痕が生々しかった。
※木造・寄せ棟造り・茅葺き・平屋建て
※一揆で農民に削られた痕だって
※土間も広い
※庭の紅葉
蔵は蔵
喜多方の蔵は用途が広い。店舗(店蔵)、住まい(蔵座敷)、酒・味噌・醤油の貯蔵庫(酒蔵・味噌蔵・醤油蔵)など、さまざまな使われ方をしている。しかし蔵は蔵だ。まじまじ分析するより、蔵のある町並みを見ることを楽しめばいいのかもしれない。
※背景に蔵を置いてみる
蔵がわかったとは言えないが、とりあえず満足できた。
次は酒蔵・大和川酒蔵北方風土館を見に行こう。
■喜多方蔵の里
[住所] 福島県喜多方市字押切二丁目109
[料金] 400円
[電話] 0241-22-6592
[URL] https://www.akina.ne.jp/~furusato/kurasato.html
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