磐梯山噴火記念館と磐梯３Ｄワールド

「会津磐梯山は宝の山よ～♪」で知られる磐梯山にやってきた。

いつ雨が降ってもおかしくない空模様だ。山は濃霧かと思ったが、入ってみるとそうでもなかった。曲がりくねった道を登って、裏磐梯にやってきた。

※霧に包まれた裏磐梯

磐梯山について

磐梯山はバリバリの活火山。もっとも最近に噴火したのは1888年（明治21年)。山体崩壊を起こすほどの大噴火で、この荒々しい北側を「裏磐梯」と呼ぶ。また長瀬川がせき止められ、桧原湖、小野川湖、秋元湖、五色沼などが形成されている。檜原湖、五色沼はこのあと訪れている。
ちなみに磐梯山はかつて鉄を産出したので、宝の山と呼ばれたようだ。

※途中で見かけた諸橋近代美術館（外観のみ撮影）

磐梯山噴火記念館

その噴火がどのくらいの規模だったかを知るため、磐梯山噴火記念館に立ち寄った。ここは磐梯山噴火100年を記念して設立されたらしい。磐梯山噴火の様子や影響、磐梯山の自然などを模型や資料で解説する。

※磐梯山噴火記念館

※なぜウサギ？がしゃべる

出だしの「磐梯山の大爆発」は大迫力だったが、展示のインパクトはどんどん減って、焦点がぼけてくる。後半は磐梯山も火山も関係ないしね。
通常600円もとるわりには、いけてない内容だった。

※世界初の地震計（模型）

■磐梯山噴火記念館
[住所] 福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ヶ峰1093-36
[料金] 600円
[URL] https://www.bandaimuse.jp/

磐梯山3Dワールド

道路の向こう側にある磐梯山3Dワールドを見てみてみよう。磐梯山噴火記念館とセットで入場券を買ったのだ(600円＋800円が1100円になる)。

※磐梯山3Dワールド

ドームスクリーンに映像を投射する施設。３Ｄメガネを使って、噴火の様子を立体的に見ることができる。上映時間は約20分間。しかし３Ｄ映像に目が肥えた世代には物足りない内容だった。ドームスクリーンや３Ｄメガネの特徴を生かしているとは言い難い。国立科学博物館のシアター360のようなものを期待していたので、落胆は大きかった。

※高さ4.5m、左右42mのドームスクリーン

■磐梯山3Dワールド
[住所] 福島県耶麻郡北塩原村桧原剣ヶ峰1093-716
[料金] 800円
[URL] https://www.bandaimuse.jp/

今日は曇り空のように、今ひとつパッとしないなぁ。
不完全燃焼のモヤモヤがたまる。

次は五色沼を見に行こう。