塩屋埼灯台 / 青い空に白い灯台
2007年 福島県 #福島ぶらり旅 日本の灯台50選 景勝地 灯台灯台はいい。心が洗われる。
もともと私は岬が大好きで、そこに灯台があると興奮してしまう。そんな私がいわきに来て、塩屋埼灯台を無視することはできなかった。
※ついにやってきました!
塩屋埼灯台
海抜73mの断崖に立つ白亜の灯台。その美しさから、「日本の灯台50選」に選ばれている。地元では「豊間の灯台」とも呼ばれている。
参観灯台として一般開放されている。参観料金は150円。ちなみに参観灯台は全国に15箇所ある。私は訪れたのは、犬吠埼灯台につづき2つ目だ。
※灯台は崖の上にある
なんて美しい灯台なんだ
近くで見ると、その美しさに当然となる。空が真っ青で、灯台の白さが映える。いい日に訪れることができた。
展示されているホーンや資料室を見て、灯台の階段を登っていく。ドキドキするよ。
※青と白のコントラストが美しい
※日本とは思えない眺めだ
※階段を登っていく
灯台のある岬は「埼」
どうでもいい話だが、灯台のある岬の名前には「埼」を使用するこになっている。崎は地形を表し埼は地点を表す。灯台は船舶などに地点を周知するためにあるので、埼を使用するわけだ。
というわけで、この岬の名前も塩屋埼になっている。
※塔頂からの眺め:空が青い 風が気持ちいい
※足下の眺め
※灯台の陰:あとで、あの陰に入ってみよう
塩屋埼灯台の過去と現在
このあたりは潮の流れが速く、暗礁も多いため、海難事故が相次いだ。江戸時代から狼煙台が置かれていたが、明治になるといち早く煉瓦灯台が設置された。しかし福島県沖地震(1938年)で破損。その後、鉄筋コンクリートに改築されたものの、太平洋戦争末期は米軍の攻撃によって破壊されてしまう。このとき、灯台職員も殉職している。戦後に復元されたが、1993年(平成5)に無人化した。
※お疲れさま
※灯台の陰に入った!
※神々しい
「喜びも悲しみも幾年月」と「みだれ髪」
塩屋埼灯台は、映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台としても知られる。また美空ひばりの『みだれ髪』にも歌われている。ふもとには歌碑と遺影碑が建っていた。
※美空ひばりの遺影碑:『みだれ髪』の歌が流れてくる
いやぁ、満足しました。
午前中に来たのは大正解だった。
■塩屋埼灯台
[初点灯] 1899(明治32)年12月15日
[住所] 福島県いわき市平薄磯字宿崎33
[料金] 150円
[URL] https://www.pref.fukushima.jp/kanko/data_m/26001.html
このあと私たちは、豊間海岸(鳴き砂の浜)を歩いた。
福島ぶらり旅(4泊5日) | |
---|---|
計画 | |
11/08 | |
11/09 | |
11/10 | |
11/11 | |
11/12 |