光麺(こうめん)はそつがなく

2008年 東京都:新宿副都心 ラーメン
[WGS84] 35.689943, 139.703785 - Google Earthで開く(kml)

なんとなく食べてみたかったラーメンの1つが、光麺(こうめん)である。

どこでその名を見たのか、どんな文脈だったのかは忘れたが、ちょうど昼飯時に時間がとれたので、新宿南口店に立ち寄った。威勢のいい店員に案内され、2階席に座る。

ソツのないおいしさ - 光麺(こうめん)
※光麺・新宿南口店

カウンターには小型テレビがはめられ、光麺の紹介映像が流れていた。映画や音楽のCMもある。ラーメンなんて回転が速いし、うつむいて食べるものなのに、どれほど効果があるんだろう?

熟成光麺(730円)

私は例によってスタンダードなメニューを注文。食べてみると、ふつうにおいしい。とんこつスープも中太麺もいい感じ。ランチタイムサービスでつけた味付け卵も、味付け卵はこう作れという見本みたいな出来映え。メンマは大きくて、食べ応えがある。
どの要素も平均以上で、まったく偏りがない。なんの不満もないのに、あまり印象に残らないラーメンだった。

ソツのないおいしさ - 光麺(こうめん)
※すべてが平均以上なのだが

ソツのないおいしさ - 光麺(こうめん)
※食べごたえのあるメンマ

焦がし担々麺(880円)

嫁は変化球で、黒い担々麺。運ばれてきたどんぶりを見てびっくり。本当に黒い。しかし黒いのは表面だけで、スープそのものは白い。いや、白い層があるというべきか? 食べてみると、これまたグッド。麺との相性もいい。大きな角煮みたいなものが入っていたと思うのだが、なんであるか確かめずに食べてしまった。挽肉のかたまりだったのかな?

ソツのないおいしさ - 光麺(こうめん)
※本当に黒い

ソツのないおいしさ - 光麺(こうめん)
※スープは白い?

ソツのないおいしさ

おいしかった。すべてが平均以上だ。しかし裏手にある肥後のれん(熊本ラーメン)や、ときせい(みそラーメン)のような個性はない。比較すれば光麺の方がおいしいのに、なにか物足りない。うーん、不思議だ。

まぁ、食べてないメニューも多いから、また来るとは思うけどね。