Cafe 茶酒 / 庭園前のオープンテラス

2008年 東京都:南部 食:その他
[WGS84] 35.635687, 139.720409 - Google Earthで開く(kml)

今年は目黒川の桜を見に行くことにした。

目黒駅を出発、東京都庭園美術館を見たら目黒川を遡行、中目黒駅を越えて、池尻大橋駅まで歩いてみよう。ほどよく日が暮れていたら、豊島園の夜桜でも見て帰るかな。

Cafe 茶酒 kanetanaka

まずは東京都庭園美術館に向かう。こちらは目黒のさんま祭りで並んだ方向だな。正門をくぐると、しゃれた喫茶店が目にとまった。ちょうどいい。ここで朝食を食べていこう。
茶酒は「サーシャ」と読むらしい。老舗料亭「金田中」が手がける和風カフェだ。天気もいいのでテラス席に座ってみた。日差しは強いが、気分はいい。

Cafe 茶酒のオープンテラス
※頭上にあるのは雨除けかな?

単品は量が少なく、ランチとして食べるなら2品を組み合わせたセットメニューがおすすめらしいが、今回は軽く済ませることにした。

Cafe 茶酒のオープンテラス
※オープンテラスにて

鹿児島産黒豚飯ーとんぱん 出汁掛け(525円)

私が注文した「とんぱん」とやらは、要するに炊き込みご飯だった。茶碗一杯でほんとにちょっぴりだが、まぁ、いいっしょ。半分食べたところで熱い出汁をかける。ふむふむ。

Cafe 茶酒のオープンテラス
※炊き込みご飯に出汁の組み合わせは悪くない

春色の蒸し鮨 穴子に実山椒(682円)

嫁が注文した「蒸し鮨」は、竹細工に入っていた。底に穴が空いていて、わっぱ飯のように蒸したようだ。アツアツで、すぐには食べられなかった。
穴子はわかるけど、実山椒ってなんだ? 調べてみたところ、山椒の未熟の実のことで、もっとも香りと辛味が強いらしい。うーん、そんなに山椒の風味はしなかったような気がするなぁ。

Cafe 茶酒のオープンテラス
※ちょびっと食べたい人向け

どちらも上品な味わいだった。がっつり、こってりした食事を好む人には物足りないどころの話ではないが、そんなに悪い気はしなかった。こういう軽食をたしなむ世界もあるのだ。

Cafe 茶酒のオープンテラス
※小さな葉が風に舞ってきた

茶酒では甘味やお酒も充実しているそうだが、ここで腰を落ち着けるわけにもいかない。
私たちは席を立ち、庭園美術館に向かった。

(つづく)