旅行  2008年06月16日(月) の神奈川県 にて

旧フランス領事館公邸遺構 / 山手西洋館めぐり(7/8)

(map)

[WGS84] 35.441329, 139.653434 - Google Earthで開く(kml)

洋館めぐりは終わったが、「港の見える丘公園」を散策していこう。

チドリ坂(ムジナ坂)

新山下地区が埋め立てられる以前は、この坂のある崖下が海岸線だったらしい。この坂も、かつては海水浴を楽しむ人々が行き交っていたとか。地図を見るとわかるが、現在の海岸線は遠い。
つまり昔は、もっと近くに港が見えていたんだな。

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※この坂の下が海岸線だった

高速道路の見える丘

月曜なので、大佛(おさらぎ)次郎記念館も神奈川近代文学館もお休み。霧笛橋を越えて、展望台に向かう。
なかなか見晴らしがいい。ベイブリッジが開通してからは「高速道路の見える丘」と揶揄されることもあるそうだが、たしかに、どっちを向いても首都高の高架が見えた

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※展望台は気持ちいい

フランス山の井戸

展望台から元町の方に進むと、煉瓦造りの井戸が出てくる。のぞき込むと、かなり深い。説明書きによると深さ30mだって。かつてフランス領事館公邸があったとき、水道が通っていないことから井戸が掘られたらしい。
暗い井戸をのぞき込むのは新鮮な体験だった。

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※煉瓦造りの井戸がある

愛の母子像

井戸の先には「愛の母子像」がある。どんな意味があるのか調べてみたら......横浜米軍機墜落事件に結びついた。1977年の航空事故だが、悲惨すぎる。事故より、そのあとがひどい。概要を書けないので、興味がある人は下記リンクなどを参照されたし。

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※愛の母子像のある広場

旧フランス領事館公邸遺構

「港の見える丘公園」のある一帯は、開港当時は外国人居留地で、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた。1875年(明治8年)に両軍が同時撤退すると、その跡地にフランス領事館が建設される。それは「極東一の素晴らしい名建築のひとつ」と称されたが、関東大震災によって倒壊してしまう。

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※森の中に壁や階段が残っている

1971年(昭和46年)、横浜市は「フランス山」をフランスから購入。公園として再開発する際に数々の史跡が発掘された。横浜市は明治期を忍ばせる史跡を残し、見学できるよう整備した。

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※井戸の水を引き上げていた風車(再現)

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※風雨にさらされた公邸あと

旧フランス領事館公邸の詳しい資料は残っていない。どんな建物で、どんな意匠が施されていたのだろう? どんな人たちが、どんな暮らしを送っていたのだろう?

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※なにもない

■港の見える丘公園
[住所] 中区山手町114
[歴史] 開園:昭和37年(風致公園)
[規模] 面積:5.8ha

そして中華街へ

時刻は15時を過ぎたところ。10時から歩きはじめて5時間が経っていた。さすがに疲れた。そして腹が減った。

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※堀川(首都高速神奈川3号狩場線)を渡る

山手西洋館めぐり 旧フランス領事館公邸遺構
※工事中のマリンタワー

私たちはフランス山を下りて、中華街に向かった。

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