謝甜記・横浜中華街 / 山手西洋館めぐり(8/8)
2008年 神奈川県 #山手西洋館めぐり 中華横浜中華街を訪れるのは8年ぶりだ。
8年前は右も左もわからなかったが、今はなんとなく地図が頭に入ってる。それに神戸の中華街・南京町も見てきたので、歴史もだいたいわかってる。8年で少しは成長できただろうか。
※朝陽門から入る
中華街の店選びは難しい
中華街に来た以上、「中華街らしいもの」を食べたいと思うのが人情だ。しかし中華街で美味しい店を探すのは至難の業だ。適当に肉まんや餃子で腹を満たすならいいが、ちゃんと食事をしようと思ったら激しく悩むことになる。
※あてどなくさまよう
※どれを選べばいいのか
謝甜記(シャテンキ)へ
boulifaさんに教わった『梅蘭』に行ってみたが、休み時間だった。夕方の開店まで待っていられない。ふと、中華粥の専門店・粥餐庁で食べたときに調べた『謝甜記』を思い出す。行ってみると営業していた。よし、ここで食べよう。
※謝甜記
粥と油条の組み合わせがいいね
什錦魚生粥(五目粥・683円)と牛雙粥(牛スジ粥・788円)、香油子鶏(鳥の丸焼き・1,575円)をメインに、油条(158円)を3本注文する。油条は久しぶりに喰うな。タイ旅行以来か。揚げたてじゃないので油っぽいが、このクドさも旨味のひとつか。
※1本で2本がセットになった油条
しばらくして粥2杯がやってくる。見た目は同じだが、具が違う。淡泊に見えるが味はしっかりある。なにでダシをとってるんだろう? 貝かな?
ベースはまったく同じだけど、具によって風味がちがっていた。
※粥の見た目は同じ 風味は微妙にちがう
※油条を浸して食べる
香油子鶏
最後に鶏肉がやってきた。劉家荘の焼鶏のようなものを想像していたが、ちょっとちがう。蒸しているのか、肉がやわらかい。どう調理してるんだろう? 香味があるが、苦手と言うほどではない。なかなかうまかった。
※肉がやわらかい
ふぅ、満足しました。
一時は麻婆豆腐や排骨麺で手を打とうと思っていたが、この店を選んでよかった。中華街に来るなら、店選びは先に済ませておくべきだったな。
世界チャンピオンの店・皇朝点心舗
粥と鶏で十分満腹していたが、せっかくなので買い食いしたい。あれこれ見た末に、ド派手な看板の皇朝点心舗を選ぶ。中華街の肉まんはどれも高額だが、ここは1個90円だった。食べてみると、そこそこうまいが、小さいせいもあって感動しづらい。ふむ。
※温肉饅頭(90円×2)
※元町・中華街駅から帰る
もうちょっと歩けそうな気もするが、無理せず帰ることにする。
今回は行けなかったポイントは多い。横浜はあと何回か訪れることにしよう。