日本丸 / 総帆展帆と船内見学
2008年 神奈川県 交通:船 博物館今日は横浜を散歩してきた。
横浜マリタイムミュージアムが9月28日で休館する。「休館直前感謝ウイーク」で入館料が100円になる。この機会を逃すわけにはいかない。
ウォーキングの疲れが残っていたが、がんばって行ってみることにした。
日本丸の総帆展帆(そうはんてんぱん)
マリタイムミュージアムに隣接する日本丸が、ちょうど帆を張っているところに出くわした。昨年見た日本丸II世は帆を張っていなかったので、ナイスタイミングだ。
※一枚ずつ帆を張っていく
黄色い帽子の水兵さんが、慌ただしく船上を動いている。
大人数で、順序よく、丁寧に帆を張っていく。たいへんな重労働だ。パンフレットによると「訓練を積んだボランティアの方々」とあるが、どんな人たちなんだろう?
※訓練を積んだボランティアの方々って、どんな人?
※船乗りは大変だ
※総帆展帆が終了した
日本丸を見てまわる
展帆したので、ぐるっと日本丸のまわりを歩いてみる。
※巨大なランドマークタワーの横にあるので、大きさの感覚が狂う
※演奏会がはじまった
※丘ごしに見ると、また異様な光景だ
乗船してみた
日本丸も100円で観覧できるようだ。乗るしかないね。日本丸II世のように混雑しておらず、ゆっくり見学できた。
※前部公海船橋:舵輪がある
※ビレイピン(Belaying Pins):索具をとめておく棒
※広いけど、狭い感じの甲板
船室はもっと狭い
日本丸II世より多くの部屋が開放されている。まぁ、あちらは現役だから、そうそう一般公開できないよね。いろんな部屋を見たことで、船室の狭さを強く実感した。こんな空間で航海していたのか。
日本丸は陸地に固定してあるので、揺れることはない。揺れないとわかっていると、だいぶ気楽だった。
※船内は圧迫感があり、閉所恐怖症の人には厳しい
※実習生室:8人部屋で狭い ベッドの大きさは185cm×65cm
※手術室:手術中は船を安定させるため、全員が協力したらしい
私は船乗りになれない
船の生活は過酷だ。狭いし、揺れるし、重労働だし、快適じゃないし、世間から隔離されているし、何十日も帰れない......。私には堪えられそうにない。たとえ客の立場であっても、数日でおかしくなるだろう。
海の男は偉大だなぁと感心したよ。
※羅針盤
つづいて、横浜マリタイムミュージアムを見学しよう。