目黒不動尊(瀧泉寺) / いろんな狛犬
2008年 東京都:南部 建物:社寺・史跡 狛犬・石狐寄生虫館を見たあとは、目黒不動尊に立ち寄ることにした。
目黒通りから路地に入ると、ひなびた雰囲気に変わる。てくてく歩いていくと、山門の赤い屋根が見えてきた。あれが目黒不動尊。「目黒」という地名の由来となったと言われる寺だ。
※境内の様子
多様な狛犬がいる
ふと山門の狛犬が目にとまる。獅子ではなく山犬のようなカタチ。
よく見ると、境内の至るところに狛犬が鎮座しているのだが、どれもフォルムが異なる。作られた年代の違いだろうか? これまで石狐はよく見てきたが、狛犬もおもしろいな。
※いろんな材質、いろんな表情の狛犬たち
狛犬の形状や配置に厳密な決まりはないらしい。片割れが見つからない孤独な狛犬もいれば、至近距離で向きあうカップルもいる。
余談だが、狛犬は夫婦という節があるそうだ。子連の狛犬もいるから、そうかもしれない。まぁ、正解のない話だけどね。
独鈷の滝
本堂に登る階段の左手に、工事中の水場があった。2体の竜の口から水が流れ落ちている。1200年前の開山以来、涸れることなく流れているらしい。よく見ると、水面に竜をねらうような小兵の像があった。なんか曰くがあるんだろうか?
※小兵が竜をねらってる?
水かけ不動
独鈷の滝の池の中には、大願成就のため身代わりに水を浴びてくださる水掛不動がある。水を掛けるのは失礼な感じがするなぁ。
※でも、ぶっかけ
目黒のお不動さん
石段を登って本堂でお参り。裏手にある大日如来坐像などを見てまわる。毎月28日は縁日で、人出も多くお祭り状態になるらしい。
※堂々たる不動尊本堂
※鳥除けの針が見える
※いろいろ目をひくものがある
■目黒不動(瀧泉寺)
[所在地] 東京都目黒区下目黒3-20-26
[料金] 無料
[連絡先] 03-3712-7549
[歴史] 808年(大同3)創建
[URL] https://park6.wakwak.com/~megurofudou/
隣接する天恩山の五百羅漢を見ていこうかと思ったが、撮影禁止らしいのでやめる。
このまま林試の森公園を抜け、武蔵小山駅に出るルートも考えられるが、疲れたので目黒駅にもどる。そんなに歩きまわったつもりはないが、最近、疲れやすいのぉ。やれやれ。
馴染みのない目黒区を、ちょっとだけ知りました。