日産エンジン博物館 / エンジンがいっぱい

2008年 神奈川県 交通:蒸気機関車 博物館 建物:近代遺産
[WGS84] 35.481798, 139.662229 - Google Earthで開く(kml)

日産エンジン博物館を見学できるとは思わなかった。

以前調べたとき、日産自動車横浜工場の敷地内にあったので、工場見学とセットでなければ訪問できないと思ったのだ。そして日産自動車の工場見学は申し込みが難しい。だから訪れることはないと思っていた。
それが、たまたま乗った産業観光巡回バスで立ち寄れるとはね。びっくりさ。
2003年にオープンしたばかりで情報が少なく、誤解していたようだ。

日産エンジン博物館
※日産エンジン博物館(日産自動車横浜工場ゲストホール)

エンジンがいっぱい

名前が示すように、エンジンの博物館。
なので、エンジンがずらららららーっと並んでいる。エンジンに興味がない人には、あまり意味がない博物館だろう。私にしても、いろんな形のエンジンがあるんだなぁと思う程度で、感激するほどではない。

日産エンジン博物館
※エンジンがいっぱい

日産エンジン博物館
※特殊な性癖がある人は興奮するかも

日産本社だった建物

しかし建物は興味深い。
エンジン博物館がある「日産自動車横浜工場ゲストホール」は、1934年(昭和9年)に建てられ、1968年(昭和43年)に銀座に移転するまで日産本社として使用されていた。横浜市から「歴史的建造物」として、経済産業省から「近代化産業遺産」として認定されている。
芸術性はないが、古い学校のような雰囲気はよかった。

日産エンジン博物館 常設展示ホール
※常設展示ホール

日産エンジン博物館
※2階の廊下

日産自動車の歴史

今ではゴーン会長で有名な日産自動車だが、その歴史は1911年(明治44年)設立の「快進社自働車工場」にさかのぼる。まぁ、ここに展示内容を書き写しても仕方ないのだが、複雑な沿革は興味深かった。
会社の歴史を見ると、好感度が増すね。

日産エンジン博物館 蒸気機関車
※本社だったころは、蒸気機関車が走っていたようだ

■日産エンジン博物館(日産自動車横浜工場ゲストホール)
[所在地] 神奈川県横浜市神奈川区宝町2
[連絡先] 045-461-7090
[料金] 無料
[URL] https://www.nissan.co.jp/INFO/FACTORY/YOKOHAMA/museum.html

産業観光巡回バスがやってきたので乗り込む。
全64便の最終便だった。途中、生麦事件の現場やキリン横浜ビアビレッジを通過して、鶴見駅にもどる。今日も一日、よく動いたもんだ。

日産エンジン博物館
※窓から工場の煙突が見えた

いやはや疲れた。
帰り道は集中力が途切れていたため、電車をまちがえたり、乗り過ごしたりして、無意味に時間がかかってしまったが、まぁ、それも思い出だ。いろいろ反省点もあるが、それはあとで考えよう。
今夜はぐっすり眠れそうだ。

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