鎌倉ひもの「魚三」 / 釜揚げシラス比べ

2008年 神奈川県 郷土料理
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鎌倉土産に買ってきたシラスを、シラス丼にして食べたのさ。

「魚三」という店で、天日干しひもので有名らしいが、今回は釜揚げシラス1パック(400円)を買ってきた。佐島・秋谷で獲れたものらしい。

鎌倉ひもの「魚三」の釜揚げシラス
※鎌倉ひもの「魚三」

鎌倉ひもの「魚三」の釜揚げシラス
※ひものも食べてみたかった

シラスはうまい

ふたを開けると、ぷうんと磯の香りがした。気になるかと思ったが、すぐわからなくなった。
食べてみると、けっこう美味♪
クセになる味で、ひょいひょい食べてしまう。シラスを食べるのは初めてではないが、こうして向きあって味わったことはなかった。なかなか、うまいぞ。
ご飯を炊いて、シラス丼にしよう。大根おろしなどを混ぜるとシラスの味がわからなくなりそうだからな。考えてみれば、わが家の食卓にシラス丼が乗るのは初めてだな。

市販品と比較

比較のため、スーパーで静岡産シラス(55g:199円)を買ってきた。
食べてみると、これも美味♪
しかし小魚を食べている感じが弱くなった。どことなく工業製品っぽく感じるのは、先入観のせいだろうか。しかし目をつむって食べても、鎌倉シラスを言い当てることができた。

鎌倉ひもの「魚三」の釜揚げシラス
※左が鎌倉、右がスーパー:鎌倉の方が魚の身が大きく、白すぎない

タレをかけるとわからなくなる

シラス丼もうまかった。こんなに美味しいとは思わなかった。
鎌倉ひものとスーパーのちがいは、タレがかかると区別できなくなった。目をつむって食べたら、言い当てられない。シラスの微妙な風味を、タレが打ち消してしまったようだ。
でも、うまい。どっちも美味しかった。うまうま♪

鎌倉ひもの「魚三」の釜揚げシラス
※タレをかけると、ちがいがわからなくなる

いつかは生シラス

釜揚げシラスは堪能できた。次は生シラスだ。
2006年に生シラス丼を食べたが、まだ満足できていない。生シラスは鮮度が重要なので、水揚げされた地元で食べるしかない。近くでは駿河湾か、遠州灘だな。

美味しい旅がしたい。