長崎市歴史民俗資料館 / 原爆や出島だけじゃない
2009年 長崎県 郷土資料館原爆の悲劇を学ぶ前に、この土地の歴史を見ておこう。
隣接する長崎市歴史民俗資料館は大きなレンガ色の建物で、その名のとおり、長崎市の歴史民族資料を展示している。入場無料だ。
※長崎市歴史民俗資料館
資料は多いが、説明は少ない
長崎と言えば「原爆」や「南蛮貿易」、「異国情緒」といったキーワードが思い浮かぶが、16世紀に開港する以前にも人は住んでいたし、農耕や祭事の文化があった。この資料館では、あまり脚光を浴びることのない地元の風俗風習が紹介されている。
ただ資料は多いが、説明は少ないため、ざっくり俯瞰する程度。長崎の背景を感じることができてよかった。
※歴史資料の陳列
※解説イラストや模型などはない
資料館を出ると、高台の階段から公園が見えた。原爆の爆心地がある平和公園だ。あそこを見学するのは、原爆資料館で原爆被害の全体像を学んでからにしよう。