中央公園会場 / ランタンフェスティバルで龍踊りを見る

2009年 長崎県 祭り
[WGS84] 32.74701, 129.877072 - Google Earthで開く(kml)

新地中華街、湊公園会場を抜け出した私たちは、中央公園会場にやってきた。

築町から賑橋まで電車に乗ったが、まぁ、歩けない距離でもない。表通りを曲がると急に静かに、そして暗くなるが、行き交う人が多いので不安になることはなかった。そして中央公園は、またランタンの明かりで明るくなっていた。

中央公園会場
※中央公園会場

中央公園会場
※孫悟空ランタン

ちょっと休憩

園内には巨大なステージが設置されていた。観客席の背後、公園の入り口も豪勢に飾られている。
歩き疲れたので、観客席に座ってひと休み。露店でハトシ(300円)と角煮(300円)を買って食べた。ハトシはエビのすり身を甘く味付けし、食パンに挟んで揚げたもの。サクッとした食感がいいね。なごんでいると、どんどん人が増えてきて、観客席がいっぱいになった。ドラやラッパが鳴り響き、龍がやってきた。


中央公園会場
※バックステージ

中央公園会場
※席に座って、ひと休み

長崎くんち・龍踊り

長崎くんちで奉納される出し物の代表格が、龍(じゃ)踊り。
正直なところ、なにが「くんち」なのか、よくわかっていない。しかし龍踊りは見ていておもしろかった。どうやら湊公園で演じていたグループが、ひきつづき中央公園にやってきたらしい。あそこからここまで、どうやってきたんだろう。電車に乗って……じゃないよね。

中央公園会場
※先頭の珠を龍が追いかける

中央公園会場
※シャッタースピードを上げる→動きが止まる(細部が見える)→暗い、躍動感がない

中央公園会場
※シャッタースピードを下げる→ぼける(細部が見えない)→雰囲気が伝わる

中央公園会場
※シャーン! シャーン!

龍(じゃ)踊りは、中国の五穀豊穣を祈る雨乞いの神事に由来する。唐人服をまとった「龍衆」が約20メートルの龍体をあやつり、雲を呼び、雨を降らせ、月を飲み込もうとする様子を表現する。
ぐるぐるまわるだけなので、単純と言えば単純。それを司会者がうまく盛り上げる。会場の人を参加させたり、舞台から会場に飛び出したり。はては公園からも飛び出してしまう。
「モッテコーイ! モッテコイ!」
しつこいほど繰り返される掛け声。アンコールを意味するらしいが、叫び疲れてしまった。見ている客が疲れるのだから、演じている人たちはもっと大変だ。期間中は毎日開催されるらしい。

中央公園会場
※舞台を飛び出し、会場へ

中央公園会場
※どらどら

まさか龍踊りを、座って見物できるとは思わなかった。湊公園で背伸びしながら見るより、ずっといい。
ラッキー♪

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