井持浦天主堂 / 無人の教会で一礼す
2009年 長崎県 建物:教会大宝寺の次に訪れたのは井持浦天主堂。
玉之浦カントリーパーク手前の小高い丘の上に、ひっそり建っていた。真っ白なマリア像が迎えてくれる。
1895年(明治28)、フランス人宣教師ペルー神父によって建てられたロマネスク様式の教会。聖母マリアの出現で有名なフランス南西部にある霊泉ルルドを模した、日本で最初のルルドがある。
※井持浦天主堂
※いらっしゃい マタイ十一・二十八
※重ねた「M]のようなマーク
※後方から
■井持浦教会
[所在地] 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243
[連絡先] 0959-87-2835
[料金] 無料
[時間] 9-17時(行事がある場合は不可)
ルルドの泉
ルルドの泉は境界裏手にあるようだ。のぞいてみると、たしかにあった。
※ルルドはフランスのカトリック聖地を模したもの
無人だった
教会の中をのぞくと、無人だった。教会は自由に見学してよいのだろうか? 勝手に入るのは気が引けるが、建物への興味を抑えられず、入ってしまった。鍵はかかっていなかった。教会は鍵をかけないのかな。
※入り口の前に空間がある
※教会内部
※2階から
※荘厳な雰囲気
お寺では、とりあえず手を合わせる私だが、教会ではどうしたらいいんだろう。信心のないものが十字を切るのはおかしいだろう。作法はわからないが、祭壇に一礼する。やるべきことというより、場の雰囲気から自然と頭が下がった。
◎
そういえば、井持浦教会ルルドに向かう途中、松本さんにすすめられた「白鳥神社」への分岐を通り過ぎてしまった。そして帰りも忘れてしまい、通り過ぎてしまった。オススメはたくさんあって、どこに寄って、どこを見送るか、よく練り込んでいなかった。うぅーむ。
次は、大瀬崎灯台だ。