姫松屋本店 / 具雑煮を食べる

2009年 長崎県 郷土料理
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島原名物「具雑煮」を食べていこう。

具雑煮(ぐぞうに)は、島原半島地域で正月などに食べる独特な雑煮のこと。姫松屋本店で食べられるようだ。ここは日曜定休なので、月曜日に島原に着くようにスケジュールを調整したのである。
なにを隠そう、ずっと貝雑煮(かいぞうに)と読み間違えた。字が似てるからなぁ。

姫松屋本店
※姫松屋本店

具雑煮(980円)

具雑煮の起源は、1637年(寛永14年)に島原の乱が起こったとき、原城に籠城していた天草四郎が農民たちと食べたものとされている。それを1813(文化10年)、姫松屋初代・糀屋(こうじや)喜衛ェ門が作ったとされるが……かなり無理がある。176年の籠城軍がなにをどう食べたかなんて、わかるもんかね。
姫松屋の具材は、シロナ、かまぼこ3種類、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、凍豆腐、れんこん、鶏肉、餅、春菊の計13種類。

だくさんの具雑煮
※具だくさんの具雑煮

姫松屋
※レンゲ

雲仙和牛定食(1600円)

あと一品は雲仙和牛定食を注文。肉が軟らかく、意外に美味しかった。まぁ、値段はかなり高いけど。

雲仙和牛定食
※雲仙和牛定食

具雑煮で腹を満たした私たちは、宿に帰って寝た。今日の朝は福江島にいたんだっけ。めまぐるしい旅に目がまわるようだが、まだ全行程の半分にも達していない。
先は長い。寝よう。