ラ・ボンヌ / うれしい近所のパン屋さん
2009年 東京都:西部 パン嫁が、わが家に最も近いパン屋を発見した。
地元SNSの光が丘ウォーカーで、「ラ・ボンヌ」というパン屋が紹介されていた。住所が近いので興味をもったが、具体的な場所がわからない。ネットにも情報がない。あれこれ調べて、ついにGoogle Street Viewで見つけた。こーゆーとき、Street Viewは便利だな。
※Google Street Viewで発見! 拡大地図を表示
しかし現地では通りを間違えてしまった。ホント、歩いて数分の距離なのに、これほど苦労するとは思わなかった。
※現地にて:この通りの奥だった
おそるおそるドアを開けると、お爺さんとお婆さんが「いらっしゃい」と迎えてくれた。
「ラ・ボンヌ」なんて華やかな名前とは裏腹に、学校の売店みたいな雰囲気。奥の工房で焼いたパンを売ってるんだろうな。こういう店も好き。
※店内の様子
※飾り気のない店頭
素っ気ない運搬用ケースに並べられたパンは、あんパンとかカレーパンとか、ふつーのパンばかり。隅のケースはきのうの売れ残りで、割引されていた。
5個で470円。じつに安い。
というか、「しゃれたパン屋」が高すぎるのか。
家に帰って食べてみる。きわだった個性はないが、ふつうに美味しい。いいじゃん、これ。
※ふつうのパン、ふつうに美味しい
- クリームパン ... いつもとちょっとちがうクリームの味
- サラダパン ... 意外にうまい
- 小倉あんぱん ... つぶつぶもいいね
- こしあんぱん ... 焼きたての暖かさがうれしい
- カレーパン ... 子ども向けなのか、ぜんぜん辛くない
以来、ときおり店を訪れて買っている。とにかく近いのは便利だ。
それにつけても、店の収支は大丈夫なんだろうか? 通りに看板を置かせてもらったりしないのかな? しかし不特定多数の客が来ると、仕込みが予測しづらくなるのかもしれない。近所の人しか訪れない店でもやっていけるなら、無理に「しゃれた店」を目指すこともないのか。
近所にも発見はあるものだ。