勝沼町ワイナリーめぐり

2009年 山梨県 博物館 社会見学 郷土資料館 酒:ワイン
[WGS84] 35.659125, 138.723603 - Google Earthで開く(kml)

ウォーキングはつづく。

勝沼町ワイナリーめぐり
※勝沼町のマンホール

葡萄酒資料館(ワイン資料館)

ぼんやり歩いていると、葡萄酒資料館が出てきた。
メルシャン勝沼ワイナリーが提供する無料の資料館。醸造器具や古文書が展示されている。この建物は、1904年(明治37年)に建設されたもので、現存する日本最古の木造ワイン醸造場である。
日本最古のワインも見たよ。アレを飲むのは、どういう状況だろうね。

勝沼町ワイナリーめぐり
※葡萄酒資料館:うっかり見落とすところだった

勝沼町ワイナリーめぐり
※巨大な樽が並ぶ

龍憲セラー(葡萄酒貯蔵庫)

煉瓦造りの半地下式葡萄酒貯蔵庫。中に案内の人がいて、この建物の由来を教えてくれた。日本最古のワインも、ここで発見されたらしい。観光施設として整備されておらず、廃墟のような雰囲気。なんというか、天上が崩れてこないか不安だった。

勝沼町ワイナリーめぐり
※半地下になっている

勝沼町ワイナリーめぐり
※木製の樽が並んでいたが、ダミーだろう

勝沼町ワイナリーめぐり
※天上は新聞紙で塗り固められている

ぶどうの国文化館

ここでコースを外れて、近くにあるぶどうの国文化館を見に行く。まぁ、せっかく来たのだから、見られるものは見ておきたい。入場無料だしね。
ぶどうの国文化館では、蝋人形などで昔の葡萄栽培やワイン作りの様子が再現されていた。なかなかおもしろいが、私たちのほかに客がいない。なんだか落ち着かず、足早に出てしまった。

勝沼町ワイナリーめぐり
※蝋人形による再現はわかりやすい

■勝沼・ぶどうの国文化館
[所在地] 甲州市勝沼町下岩崎1034番地1
[連絡先] 0553-44-3312

株式会社山梨ワイン

さらにコースを外れて、山梨ワインに立ち寄る。「あじろん」というワインを買うためだ。「山梨ヌーボーまつり」でいろいろ飲んだ中で気に入った甘口のワインだ。11月まで待てば日比谷公園で飲めるんだろうけど、まぁ、せっかくだしね。

勝沼町ワイナリーめぐり
※ここが株式会社山梨ワインか

勝沼町ワイナリーめぐり
※ふたたび味見して、軽く酔う

『あじろん』は新酒、2008年、2007年があった。同じくらい甘口の『ピオーネ』、極甘口の『ナイアガラ』と試したが、『あじろん』の新酒(1,547円)を買うことにした。少しずつ、数年かけて飲んでいこう。

■株式会社山梨ワイン
[所在地] 山梨県甲州市勝沼町下岩崎835
[連絡先] 0553-44-0111
[URL]https://www.yamanashiwine.co.jp/

メルシャン勝沼ワイナリーの工場見学

ふたたびコースに戻って、メルシャン勝沼ワイナリーに立ち寄る。
ここの工場見学はおもしろいと評判なので、見ていこう。待ち時間で足を回復させるつもりが、すぐ開始時刻になった。

勝沼町ワイナリーめぐり
※ワインが流れてこない

しかし工場は操業していなかった。なのでビデオを見てオシマイ。行程も省かれているらしく、あっという間に終わってしまった。うーん。
あとで知ったことだが、おもしろいと評判なのは有料(1,050円)の工場見学だった。無料のワイナリーツアーは20分で、こーゆーものらしい。

勝沼町ワイナリーめぐり
※ぶどう橋を渡る

時刻は14時過ぎ。
ここでコースの半分。15時までにゴールするのは無理そうだ。