井筒屋 / かめ塩のうなぎ を食べた
2009年 山梨県 穴子・うなぎサントリー白州工場へ行く前に、井筒屋でうなぎを食べていこう。
井筒屋は、嫁が以前から目をつけていたところ。混雑するらしいので、開店前から並ぶことにした。で、名物「かめ塩のうなぎ」を食べたけど、なるほど絶品だった。
※小淵沢駅:中央本線で650円
※八高線と思ったが、小海線だった
井筒屋一番のり
小淵沢に着いたのは10時半。私たちは1番のりだったが、開店10分前になると続々人が集まってきた。みな予約客で、店が開くとぞろぞろ吸い込まれていき、開店直後から予約客でほぼ満席になった。すごいな。
しかし私たちも非予約客の1番手なので、すぐに案内された。ほっ。
※井筒屋:店先のベンチで開店を待つ
※通された部屋
かめ塩のうなぎ
「かめ塩のうなぎ」は井筒屋の商標登録。うなぎの身が厚く、ふっくらしてる。味付けは山椒塩とレモン汁のあっさり風味。関東風に慣れた舌には物足りないが、この味付けであればこそ身の崩れる食感が楽しめるのだろう。
※きもやき(650円)&どぶろく(630円):車じゃないから飲めるぜ
※かめ塩のうなぎ(2,200円):山椒、塩、レモンでいただく。
うな箱 二のう
私はなにを注文するか迷ったが、白焼きと蒲焼きがセットになった「うな箱 二のう」にした。「うな箱」はつまり、うな重のことだ。一色、二色、三色重とラインナップを用意している。蒲焼きは濃いめのタレかと思ったが、これもあっさり風味。わさびとネギの白焼きも、塩をふりたくなるほど。しかし味を濃くすると、うなぎの味がわからなくなる。
大丈夫。私の舌は、この風味を楽しめる。ぎりぎりだ。
※うな箱 二のう (2,200円):白焼きと蒲焼きのセット
※う
古民家を改造した店舗、珍しい調理法にネーミング。センスのいい小物。そして、客の舌に挑戦するような味付け。井筒屋は、ふつうのうなぎ屋と一線を画していた。おもしろい店だ。来てよかった。
■井筒屋
[住所] 山梨県北杜市小淵沢町1035
[電話] 0551-36-5990
[URL] https://www.itutuya.com/
※小淵沢のマンホール
食べ終わったのは12時ごろ。ふたたび小淵沢駅にもどる。観光案内所に尋ねると、「今はサントリー白州工場行きのバスがないので、タクシーで行った方がいい」と言われる。タクシーの方が高いかもしれないが、駅で何時間も待つのも馬鹿らしい。
私たちはタクシーに乗り込んで、サントリー白州工場に向かった。