井筒屋 / かめ塩のうなぎ を食べた

2009年 山梨県 穴子・うなぎ
[WGS84] 35.862756, 138.317024 - Google Earthで開く(kml)

 サントリー白州工場へ行く前に、井筒屋でうなぎを食べていこう。

 井筒屋は、嫁が以前から目をつけていたところ。混雑するらしいので、開店前から並ぶことにした。で、名物「かめ塩のうなぎ」を食べたけど、なるほど絶品だった。

中央本線
※小淵沢駅:中央本線で650円

小海線
八高線と思ったが、小海線だった

井筒屋一番のり

 小淵沢に着いたのは10時半。私たちは1番のりだったが、開店10分前になると続々人が集まってきた。みな予約客で、店が開くとぞろぞろ吸い込まれていき、開店直後から予約客でほぼ満席になった。すごいな。
 しかし私たちも非予約客の1番手なので、すぐに案内された。ほっ。

井筒屋
※井筒屋:店先のベンチで開店を待つ

井筒屋
※通された部屋

かめ塩のうなぎ

 「かめ塩のうなぎ」は井筒屋の商標登録。うなぎの身が厚く、ふっくらしてる。味付けは山椒塩とレモン汁のあっさり風味。関東風に慣れた舌には物足りないが、この味付けであればこそ身の崩れる食感が楽しめるのだろう。

きもやき(650円)&どぶろく(630円)
※きもやき(650円)&どぶろく(630円):車じゃないから飲めるぜ

かめ塩のうなぎ
※かめ塩のうなぎ(2,200円):山椒、塩、レモンでいただく。

うな箱 二のう

 私はなにを注文するか迷ったが、白焼きと蒲焼きがセットになった「うな箱 二のう」にした。「うな箱」はつまり、うな重のことだ。一色、二色、三色重とラインナップを用意している。蒲焼きは濃いめのタレかと思ったが、これもあっさり風味。わさびとネギの白焼きも、塩をふりたくなるほど。しかし味を濃くすると、うなぎの味がわからなくなる。
 大丈夫。私の舌は、この風味を楽しめる。ぎりぎりだ。

うな箱 二のう
※うな箱 二のう (2,200円):白焼きと蒲焼きのセット

う
※う

 古民家を改造した店舗、珍しい調理法にネーミング。センスのいい小物。そして、客の舌に挑戦するような味付け。井筒屋は、ふつうのうなぎ屋と一線を画していた。おもしろい店だ。来てよかった。

■井筒屋
[住所] 山梨県北杜市小淵沢町1035
[電話] 0551-36-5990
[URL] https://www.itutuya.com/

小淵沢のマンホール
※小淵沢のマンホール

 食べ終わったのは12時ごろ。ふたたび小淵沢駅にもどる。観光案内所に尋ねると、「今はサントリー白州工場行きのバスがないので、タクシーで行った方がいい」と言われる。タクシーの方が高いかもしれないが、駅で何時間も待つのも馬鹿らしい。
 私たちはタクシーに乗り込んで、サントリー白州工場に向かった。