すごろく屋 / ボードゲーム第3弾は『チケット・トゥ・ライド(Ticket to Ride)』

2010年 東京都:西部 ゲーム
[WGS84] 35.705127, 139.650645 - Google Earthで開く(kml)

夫婦の会話ゲーム第3弾として、『チケット・トゥ・ライド』を買ってきた。

アルゴ』も、『カルカソンヌ』も、連続プレイによって煮詰まってしまった。つまり、飽きちゃった。
もう1つ、ドイツのボードゲームを買い足すことにしよう

すごろく屋

あれこれ調べて、『チケット・トゥ・ライド』を買うことにした。かつてバンダイから日本語版が発売されていたようだが、今はもう絶版。東急ハンズやイエロー・サブマリンにも売ってなかったので、高円寺にあるゲーム専門店・すごろく屋へ行くことにした。

チケット・トゥ・ライド
※高円寺駅のホームから見える雑居ビルの4階にある

店内は子ども連れの親子でにぎわっていた。高円寺フェス2009の影響だろう。世界中のボードゲームが集められ、人気ゲームは中身が展示されていた。実際にゲームをプレイするテーブルもある。ただ売るだけでなく、ゲームのおもしろさを伝えることに注力しているようだ。

チケット・トゥ・ライド
※ゲームで遊んでいる客もいる

どのマップを買うか

『チケット・トゥ・ライド』にはシリーズ作品(マップ)があるので、どれがいいか店員さんに相談してみた。
「アメリカは楽しいけど、大味ですね。ゲーム好きならメルクリンですが、やや難しい。お客様にはヨーロッパ版がいいと思いますよ」
ほんとはアメリカ版を買う予定だったが、アドバイスにしたがってヨーロッパ版を買ってきた。お値段6,000円ナリ。ゲームは英語版だが、日本語の説明書がついている。実際にプレイしたところ、またルールのちがいを調べたところ、ヨーロッパ版を買って正解だったようだ。

いざ、ヨーロッパ旅行へ!

ルールが難しかったので、A氏を呼び出して、3人で学びながらプレイした。
『チケット・トゥ・ライド』は、ヨーロッパ大陸を鉄道(とフェリー)で旅してまわるゲーム。勝敗を決める得点の稼ぎ方は、以下の3つ。

  • より長い線路をつなげる。
  • 結果、目的地カードの条件を達成する。
  • 結果、もっとも長い一筆書きルートを完成させる。

つまり、どんどん線路をつなげていけばいいわけだが、思うようにカードが出なかったり、ほかのプレイヤーに邪魔されたり、あるいは欲張りすぎて負債を抱えてしまう。
「この経験を糧に、次はこうプレイするぞ!」
と思っても、やるたびに盤上の局面が変わるので、さっき学んだコツが裏目に出たりする。うぬぅ、おもしろい!

チケット・トゥ・ライド
※線路をつなげて、自分の旅を作っていく

ボードゲームの醍醐味は「他人の邪魔をすること」だが、『チケット・トゥ・ライド』は互いの目的地を伏せているので、意図的に邪魔するのは難しい。しかし意図せず邪魔してしまうことはある。邪魔されたときはムカつくが、迂回によってルートが延びて、その点数で勝つこともある。
自分で考えるより、運命に翻弄された方が、いい旅ができるわけだ。よくできてる。

チケット・トゥ・ライド
※頭を使わないと勝てないが、頭を使えば勝てるわけじゃない

『カルカソンヌ』とはまったく異なるゲームに、嫁は大喜び。ヨーロッパの都市を覚えていく楽しみもある。これはいい買い物ができたようだ。

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