ふれあいラグーン / どっちがどっちに?
2010年 神奈川県 水族館最後に訪れたのは「ふれあいラグーン」。時刻は17時をまわっていた。
2007年にオープンしたばかりの施設で、動物たちとふれあうことができる。入り口で動物に触れる際の注意を教えられ、二重扉をくぐって入る。なかなか本格的だ。いきなりペンギンが飛び込んでくるようなことはなかった。
ホエールオーシャン
プールで泳ぐイルカたちを見るだけでなく、実際にさわることができるエリア。水槽のガラスが低いので、手を伸ばせばイルカに届くのだが、それ以上に驚くのはイルカが人間のいるところに近づいてきてくれること。明らかにイルカは、人間の姿が見えていて、さわらせるために近づいたり、身体をひねってくれる。それがわかるから、なお楽しい。
見方を変えれば、イルカが人間に身体をさわらせてあげるエリアなのだ。
※シロイルカの背中は弾力があった
※明らかに人間の姿が見えている
※ときおり水を噴くので注意
※首のせ
ヒレアシビーチ
ホエールオーシャンがおもしろいので、ほかの場所は駆け足になってしまった。
ヒレアシビーチには、セイウチ、ゴマフアザラシ、オタリア、ケープペンギンがいる。ペンギンは上から見るだけで物足りないが、日中はコミカルなパフォーマンスを披露してくれるらしい。ヒレアシをもつ生き物は、日が暮れると静かになってしまうのかな。
※なかなか姿を見せないアザラシ
※ここにも水中トンネルがある
※けっこう大きく、けっこう速いセイウチ
サカナリーフ
サカナリーフには東京湾に生息する魚類、棘皮類、軟体動物類などが飼育されており、水の中に入ってさわれることになっている。イルカとちがって、好意的にさわらせてくれるわけではなさそうだ。日が暮れているので気分は高揚しないが、日中は子どもに人気がありそうなスポットだ。
※昼間なら子どもが喜ぶだろう
東京湾の生き物にふれると言えば、東京港野鳥公園の潮入りぐるっと観察会を思い出す。あそこに比べれば、子どもの安全に配慮して再現された岩場なんてチャチに見えてしまう。八景島の周囲や、隣接する海の公園や野鳥公園の見学会を開催すればおもしろくなりそうだが、それはレジャー施設の趣旨に反するか。
さぁ、帰ろう
閉園時間になり、ふれあいラグーンを追い出される。
あたりは暗く、風が強くなってきた。海風だ。襟を立てて、八景島駅に向かう。
※ゆったり泳ぐイルカたち
※ばいばーい
今日は横浜・八景島シーパラダイスを満喫しました。