浜岡大砂丘 / 裸足で走り回って遊ぶこと

2010年 静岡県 #駿河湾ドライブ 景勝地 海辺
[WGS84] 34.62729, 138.124022 - Google Earthで開く(kml)

これで本日の旅メニューを終了した。あとは帰るだけ。

しかし時刻は17時になったばかり。まだ明るいから、帰るのはモッタイナイ。てなわけで浜岡大砂丘まで足を伸ばした。私がハンドルを握っているので、私が決めるのだ。

浜岡「大」砂丘というけれど

私たちは2004年に鳥取砂丘を訪れている。映画やCMでは果てしない砂漠のように見えるが、実際の鳥取砂丘はそこまで広くない(当たり前だ)。しかし期待に胸をふくらませていた私たちは、「小さい」と落胆してしまった。いま思うと期待が的外れだっただけで、鳥取砂丘は十分広かった(545ha)。
てなわけで、浜岡「大」砂丘はあまり期待していなかったが、意外に広かった(東西50km)。つまり広大な砂浜だったのだ。

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※浜岡大砂丘へ

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※ずぐっ、ずぐっと足が沈むので歩きにくい

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※記念撮影

浜岡大砂丘は、安部公房の『砂の女』のロケ地らしい。映画は見てないが、小説は読んでいる。あの小説を思い出すと、砂に足が沈む感覚が怖くなってくる。

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※斜面を下っていくと海

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※風紋ができてる

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※スイングする若者たち

さて、今度は私の番だ

砂礫地のせいか、磯臭さがない。なんだか興奮してきたので、今度は私が靴を脱いで、海に駆け込んだ。ガラス片や貝殻がないので、思いっきり走れる。

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※むらむらと遊びたくなった

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※波は思いのほか高く、ズボンが濡れてしまった

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※うほほー!

嬉し恥ずかしプライベートビーチ

気がつくと、ほかの客が消えていた。広大な砂浜に、私と嫁のふたりだけ。なんだろう? 放送でもあったのかな? 砂浜を独占できるのはいいが、不安になってきた。
小心者なので、ほどなく私たちも帰ることにした。

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※足の裏に砂の熱さと冷たさを感じる

浜岡大砂丘、浜岡砂丘、遠州大砂丘
※波小僧

まだ日は沈みきってない。ちょっと調べれば、神社・仏閣のような観光名所が見つかるかもしれない。あるいは夜の内に石廊崎に抜けて、明日は伊豆半島を旅することもできる。

帰路につく
※嫁がハンドルを握って、帰路につく

いろいろ考えたけど、ハンドルを嫁に奪われ、帰ることに。もったいない気もするが、もったいないを言い出すと旅は終わらない。日帰りですぱっと帰るのもいいか。