長瀞ライン下り / 川の流れに身をまかせ
2010年 埼玉県 景勝地 橋いよいよ長瀞ライン下りがはじまる。
Aコースの乗船所は、親鼻橋。2艘の舟が瀬に乗り上げている。チケットを買った人しかバスに乗ってないので、そのまま舳先から乗り込んでいく。
席にはライフジャケットが結わえてあり、全員が着用する。あれ? ライフジャケットが舟にくっついていたら、舟といっしょに沈まないか? いや木の舟は沈まないか。投げ出され、流されるよりは、舟にくっついている方が安全かな。
水よけのビニールシートもあったが、使わなかった。濡れたくないが、風を楽しみたい。全員が乗船すると、親方が舟を押し出す。回頭し、川下りがはじまった。
※親鼻橋のたもとにバスが停車
※2艘あるようだ
※親方(舳先)が舟を押し出す
※私とA氏:やほー
※水が澄んでいるので、竿が見える
※長瀞ライン下りの「特別救助スタッフ」と説明された
※ちゃぷ、ちゃぷ
荒川橋梁(あらかわきょうりょう)
出発前から見えていた荒川橋梁が近づいてきた。秩父鉄道で一番長い橋梁で、長さ約167m、水面からの高さは約20mもある。煉瓦造りの橋脚が立派だった。
この荒川橋梁を蒸気機関車(SLパレオエクスプレス)が通過するのは、下り(三峰口行)で11時40分ごろ、上りで(熊谷行)15時00分ごろになる。そりゃ、舟から見られれば最高だが、さすがに無理だった。
SL狙いなら、川下りとは別にした方がいいね。
※荒川橋梁が近づいてきた
※1914年(大正3)竣工だから、もうすぐ100年だ
※煉瓦造りの橋脚
川の流れに身をまかせ
Aコースは約30分、3km。短いと言えば短いが、急流の岩場があったり、秩父赤壁と呼ばれる絶壁や明神の滝などの見どころもある。いや、「見どころ」と言うほどではないが、退屈することのない30分だった。
※流れが速くなってきた
※岩場をすり抜けるようなところもある
※艫につく若手が説明する
※えいやっ
※おだやかな水面(瀞)へ
ふたたび岩畳
先ほど散策した岩畳が見えると、長瀞ライン下りは終了。岩畳を先に見ていたので、「もうすぐ終わり」と気づけたのはよかったのか、悪かったのか。
※到着~
※Bコースの出発
※長瀞岩畳通り商店街を抜けて
ふたたび長瀞駅。駐車してあったフィットに乗って、次の目的地・阿佐美冷蔵に向かう。