阿左美冷蔵・金崎本店 / かき氷のために
2010年 埼玉県 ソフトクリーム・氷菓はじめて阿左美冷蔵のかき氷を食べたのは2005年、道の駅ちちぶでのこと。
おいしかったので、また食べたい。長瀞を歩くと、そこかしこに阿左美冷蔵ののぼりがあって、どこで食べるか迷う。せっかくだから、金崎本店まで足を伸ばしてみるか。
※阿左美冷蔵・金崎本店
阿左美冷蔵(阿佐美冷蔵)
阿左美冷蔵は、埼玉県で唯一天然氷を作っている氷屋さん。明治23年創業。長瀞(ながとろ)の宝登山(ほどさん)から湧き出た沢の水を使用して作る氷は、ミネラル成分たっぷりで、まろやかな味わい。シロップも自家製で、季節ごとに変わる。
いま気づいたけど、道の駅ちちぶで食べたのは「長瀞天然氷蔵元直送かき氷」であって、「阿左美冷蔵のかき氷」ではなかったかも? しかし長瀞の氷蔵は阿左美冷蔵しかないから、同じことか?
※氷を切るのに使ったノコギリだろうか
※庭で食べられる
※蚊取り線香
おおぅ、かき氷に感動する
行列を見てうんざりしたが、回転が早かった。庭先に案内される途中、いくつも古いかき氷製造器を見かけた。阿左美冷蔵で使われていた機材だろうか。年がら年中かき氷を作っていれば、機材の消耗も早そうだ。
私は黒蜜、嫁は野いちご、A氏は抹茶あずきを注文する。10分ほどでかき氷が運ばれてきた。
※来たぞ!
※野いちご:甘みと酸味がちょうどいい
※黒蜜:たまらない
※抹茶あずき:抹茶の苦みとあずきの甘さがちょうどいい
※さぁ、食べよう♪
緑に覆われた庭で食べるかき氷は格別だった。「高価なかき氷」に懐疑的だったA氏も納得してくれた。ふわっとした食感とか、すっきりした味わいとか、賞賛の言葉を並べても意味はないだろう。興味があるなら、喰え。それしかない。
※のぼり
※庭のオブジェ
オリジナルグッズも販売している。阿左美冷蔵は地域のシンボル的な店舗なのだろう。
本店で食べられて、満足できた。