サンクチュアリセンター つきだて館(昆虫館) / 昆虫でかい

2010年 宮城県 #東北夏祭りドライブ 博物館
[WGS84] 38.713961, 141.082697 - Google Earthで開く(kml)

東北道から登米に向かう途中で、サンクチュアリセンターに立ち寄った。

名前は知っていたが、コース上で見つかるとは思わなかった。ハンドルを切って駐車場へ。たしか無料だったはずと見てみると、無料だった。休憩がてら、見学していこう。

サンクチュアリセンター つきだて館

来る途中で見かけた看板は「つきだて館」の文字が目立ったが、内実は「昆虫館」の方が合ってる
ログハウス風の建物で、ドアは開けっ放し。館内は昆虫の標本がいっぱい。冷房はなく、扇風機がところどころでまわっているだけだから、めちゃくちゃ暑い。人間はいいけど、標本が傷まないか気になる。あるいは標本を保護するため、最低限の送風かもしれない。

サンクチュアリセンター つきだて館
※建物全景

1階は伊豆沼・内沼の周辺で採取される昆虫が展示してあった。こんなに数多くの虫が生息しているのか。「豊かな自然」と感心する一方で、「虫、多すぎ!」と思ってしまう
そういえば走行中、「草刈り注意、カメムシ大量発生」という看板を見た。このあたりで暮らすなら、虫を避けることはできないのだろう。

サンクチュアリセンター つきだて館
※冷房がないので暑い

2階は世界の昆虫標本が展示されていた。巨大で、奇っ怪な昆虫がたくさん並んでいると、ぞわぞわする。甲虫類の大きなものは、「昆虫」と認識できるサイズを逸脱してる。「宇宙生物」だ。中にモーターと単1電池が入っているのではないかと思えるほど大きい。

サンクチュアリセンター つきだて館
※昆虫、でかい

伊豆沼・内沼

道路をわたって、伊豆沼・内沼を見てみる。水面が蓮に覆われ、ピンクの花が咲いている。
伊豆沼・内沼は、栗原市の築館・若柳と登米市にまたがる低地湖沼。一番深いところでも1.6mしかないが、湖面はさざまな水生植物に覆われ、トンボなどの昆虫や魚、水鳥類など多様な生物相が見られる自然資源の宝庫になっている。伊豆沼・内沼は天然記念物、国指定鳥獣保護区、ラムサール条約に登録され、多くの保全事業が行われている。
サンクチュアリセンター「つきだて館」も、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団によって運営されている。

伊豆沼・内沼
※蓮の花が咲いている

伊豆沼・内沼
※白鳥も住んでいるようだ

伊豆沼・内沼
※人間に近づくことはないが、過度に警戒もしない

こうした低地湖沼は、人の手が加わらないと崩れてしまうようだ。大昔は保全事業なんかせず、歳月に応じて有り様を変えていただろうが、現代はそこまでの自由を与えられないわけだ。
「伊豆沼・内沼はすまつり」も見てみたかったが、8月1日から末までの開催だから、通り過ぎるしかない。

東北夏祭りドライブ (8日間)
計画
07/31
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