「ラッセラー、ラッセラー」の 青森ねぶた祭

2010年 青森県 #東北夏祭りドライブ 祭り 食:焼きそば
[WGS84] 40.825558, 140.74055 - Google Earthで開く(kml)

いつ雨が降るかわからないので、青森ねぶたはビニールに覆われていた。

ビニールに光が反射するので、写真を撮りにくい。躍動感あるねぶたも、ビニールに覆われて窮屈そうだ。例年とは異なる印象だが、これはこれでおもしろい。実際に運行される山車は大きく、迫力があった。

青森ねぶた祭
※ビニールに覆われた山車

青森ねぶた祭
※窮屈そうに見えなくもない

青森ねぶた祭
※写真を撮りにくいなぁ

青森ねぶた祭
※大小さまざま

ゴールのない青森ねぶた

盛岡さんさ踊りは、スタート地点から行進して、ゴール地点で解散していた。対して青森ねぶたのコースは円になっていて、山車はコース上に配置された状態ではじまった。円を描いているので、山車が追加されたり、出て行くことはない。早く終わったり、待ちわびることがないのはいいね。

青森ねぶた祭
※次から次へと角を曲がってくる

手振鉦
※観客に向かって手振鉦(てぶりがね)を鳴らす

青森ねぶた祭
※巨大な太鼓がやってきた

ラッセラー、ラッセラー

山車の速度はまちまちで、すぐ詰まってしまう。そんなとき、山車は右に左に振り回され、踊り子は観客に向かって舞や演奏を披露する。すんなり通り過ぎてしまうと物足りないので、詰まってくれた方が楽しい。

青森ねぶた祭
※老いも若きも男も女も

青森ねぶた祭
※赤鬼!

地元全員参加

そんなことはないと思うが、青森市の住民すべてが参加しているように見えた。子ども専用の「子どもねぶた」もあれば、乳母車で赤ん坊を連れ歩く母親もいる。住民一体の祭りを、よそ者である観光客が見て、手拍子して、フラッシュで写真を撮る。子どものころから祭りに参加していれば、物怖じしない大人に育ちそうだ。
祭りには、地域の一体感を高める効果がある。そんなことに今さら気づくのだった。

青森ねぶた祭
※乳飲み子まで強制参加

青森ねぶた祭
※みんなで押している

私たちが最初に見ていたポイント(さくら野百貨店前)は、コース上もっとも混雑するところだった。新町通りに沿って歩くと、人が少ない場所も見つかった。ずっと同じ場所にいるのはよくないね。

青森ねぶた祭
※じーっと見つめる子どもに、嫁が根負けした

青森ねぶた祭
※黒石焼きそば:うまかった

21時を過ぎて、祭りが終了する。山車は三々五々に帰って行く。私たちも車に戻ろうとしたが、駐車場の位置がわからず、住宅街をさまよってしまう。足は痛いし、雨にも降られて、さんざんな目に。車を止めた場所はきちんと記憶しておこう。

車のエンジンをかけ、青森市街を走り回る。今日は泊まる宿が決まってない。青森は大きな町なので、どこか空いてないかと思ったが、どこも駄目だった。浅虫温泉に入ろうと思っていたが、時刻も遅い。どうしよう?

東北夏祭りドライブ (8日間)
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