入道埼灯台 / 白と黒のストライプが美しい
2010年 秋田県 #東北夏祭りドライブ 日本の灯台50選 灯台男鹿半島のドライブは快適だった。
適度にゆるやかで、適度にまっすぐ。行き交う車は少なく、気ままに運転できた。ときおり日本海が見えるのもいい。暑すぎて窓を開けられないのは心残り。
(男鹿半島にこれだけ未開拓の土地があるのに、八郎潟を干拓したのはなぜだろう?)
山野を切り開墾するより、湖を埋め立てる方が、肥沃な土地を得られるからだろうか。そんなことを考えながら走っていると、入道崎(入道岬)に抜けた。そこは驚くほど観光地だった。
※男鹿半島ドライブ
入道崎、入道埼、入道岬
灯台がある岬は「崎」ではなく「埼」を使うのだが、あまり認知されていないため、呼称が散逸している。岬については「入道崎」、灯台は「入道埼灯台」と呼ぶことにする。
入道崎は草原の台地が広がっていて、日本海を一望できる景勝地だった。今日は快晴だから、空と海の青が美しい。そこに白と黒の入道埼灯台があるのだから、とても絵になる。土産物屋や郷土料理の軽食屋が軒を連ねるのも無理はない。
※入道崎の入道埼灯台
まずは灯台資料展示室
入道埼灯台は参観灯台で、灯台資料展示室が併設されている。展示内容は一般的なものだが、稼働中のフレネルレンズは目を引いた。中央の太い軸は回転せず、わきの細い棒で水銀槽に浮かんだレンズをまわす仕組み(水銀槽式回転機械)は、構造を知っていても奇妙に見える。
※稼働中のフレネルレンズ
※ぎろり
これまで訪れた灯台資料館は、犬吠埼灯台、塩屋埼灯台、野島埼灯台、角島灯台、、龍飛埼灯台(特別公開)で、ここで6つ目になる。
入道埼灯台に登る
入道埼灯台は、日本の灯台50選の1つ。初点灯は1898年(明治31年)。白地に黒帯が3本塗られているのが特徴。塔高は27.92mだが、断崖の上にあるので海面からの高さ(灯火標高)は57mになる。塔頂から眺める日本海は絶景だった。
※入道埼灯台:白と黒のストライプが美しい
※螺旋階段:壁は打ちっ放しのコンクリート
※水島の照射灯が見える
※入道埼灯台の照射灯
いいね、入道埼灯台。灯台も立地もすてき♪
眼前の断崖を降りてみたくなったが、見合わせた。今日はこのあと飛鳥IIや国家石油備蓄基地、秋田竿燈まつりを見る予定だ。体力を温存しなければ。
※さらば、入道埼灯台
さて、次は八望台を見てみよう。
東北夏祭りドライブ (8日間) | |
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