秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)でふれる秋田

2010年 秋田県 #東北夏祭りドライブ 建物:近代遺産 郷土資料館
[WGS84] 39.716737, 140.11543 - Google Earthで開く(kml)

16時半閉館の郷土館が、18時でも開いていた。

秋田竿燈まつりに合わせ、開館時間を延ばしているようだ。明日訪れるつもりだったが、いま見てしまおう。入館料は200円。ねぶり流し館との共通券は250円になるが、今回は赤れんが郷土館のみにした。

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)

また銀行である。1912年(明治45年)竣工で、外観はルネサンス様式、内部はバロック様式が取り入れられている。頭取室や貴賓室などもきれいに保存されている。金庫室はビデオコーナーになっていた。

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)
※秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)
※旧営業室のカウンター

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)
※旧貴賓室

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)
※国産大理石を使った階段

関谷四郎記念室

旧会議室には重要無形文化財保持者(人間国宝)の鍛金家、関谷四郎の記念室があった。異なる金属を結合させる「接合せ」技法で作られた壺は、ぞくりとする美しさがあった。ビデオで製造工程を見たけど、すごい手間がかかってる。ここにも美の巨人がいた。

撮影禁止
※撮影禁止

勝平得之記念館

新館では、秋田出身の版画家、勝平得之の記念室があった。勝平得之は独学で版画を学び、絵・彫り・摺りの3工程をひとりで担っていたそうだ。すごいな。絵本の挿絵のような版画も魅力的だった。

撮影禁止
※撮影禁止

企画展は、秋田の文人100人資料展。これはよくわからなかった。銀行の建物だけが目当てだったけど、秋田の郷土にふれることができた。

秋田市立赤れんが郷土館(旧秋田銀行本店)
※三脚で支えている

さて、いよいよ秋田竿燈まつりがはじまるぞ。

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