山寺 / まさに山にある寺だった
2010年 山形県 #東北夏祭りドライブ 建物:社寺・史跡嫁は子どものころ、家族で山寺に登ったそうだ。
その思い出を確かめるために、そして私に同じ経験をしてもらうため、今回の旅行に山寺ハイキングが組み込まれた。まぁ、夏祭りばっかりの計画だから舌先が変わっていいだろうと軽く考えていたが、とんでもない。
山寺はその名のとおり、山に寺があるところだった。
※山寺に来ました
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と芭蕉が詠んだところ
正式な名前は立石寺。「たていしでら」ではなく、「りっしゃくじ」と読む。山号は宝珠山。急勾配の石段が山頂まで、1,015段の石段がつづいている。
山に入ると太陽光は遮られ、いくぶん涼しくなるものの、石段を登れば汗まみれになる。途中でペットボトルの水がなくなって、後半は乾きにも苦しめられた。だから山登りする前に水を補充しておけと、あれほど......。すみません。
※山門:入山料は300円
※いわゆる序の口である
※えっちら、おっちら
足下は万全
歴史ある寺なので、参道はきれいに整備されている。ただひたすら石段に足をあげていく。右、左、右、左......。
単調だからつらいわけじゃない。石段が万全だから、景色を見る余裕もある。いや、ない。万全じゃないのは体力だ。
※弥陀洞(みだほら):卒塔婆のようなものが陰刻されている
※山寺立石寺:如法堂(奥の院)
※なかなか壮観
納経堂・開山堂・華蔵院・五大堂
如法堂(奥の院)から折り返し、五大堂に向かう。五大堂からの眺めは山寺一と聞く。足がガクガク震えてるけど、行かなくては。
五大堂からの眺めは素晴らしく、苦労した甲斐はあった。まぁ、そんなに離れている場所じゃないけど。若いころなら、ちょろっと走って行った帰れたと思う。
※見えているのは開山堂、その向こうに五大堂がある
※五大堂に到着
※ふたたび参道にもどってきて、下山
※山寺のマンホール
下界に降りてきて、自販機で買ったペットボトルを一気のみ。ふぅー、疲れたぁ。全身ボロボロだけど、「やったぞ!」って充実感がある。
旅先でハイキングするのも悪くない。ただしそれは旅程の終わりの方がいいな。絶対に明日は筋肉痛だから。
東北夏祭りドライブ (8日間) | |
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