旅行  2010年09月26日(日) の神奈川県 にて

大山ハイキング / ハードな初心者向け

(map)

[WGS84] 35.44075, 139.231131 - Google Earthで開く(kml)

 日曜日は神奈川県伊勢原市にある大山(おおやま)に登ってきた。

 本来の目的は、ベイブリッジのスカイウォークに行くことだった。スカイウォークは26日午後6時で完全閉鎖されるから、最後の瞬間に立ち会おうと考えたのだ。
 参加者を募ったところ、友人Aと黒侠が手を挙げた。この4名は一昨年に高尾山を登ったメンバーだな。それじゃスカイウォークの前に軽く山に登ろうって考えたのも、まぁ、自然の成り行きだった。

大山ハイキング第2駐車場
※9時20分、第2駐車場に到着

なにも知らずに挑んでしまった

「高尾山よりちょっと高いくらいかな?」
 と軽く考えていたが、とんでもない。高尾山は599m、大山は1,252mだ。勾配がきつく、足場が悪く、道のりも長い。平均的な所要時間は約1時間40分なのに、我々は4時間もかかってしまった。下山も含めると、7時間も山にいたことになる

大山ハイキング
※もう頂上かな~?

大山ハイキング
※すでに疲れてきた

弱った足腰はどうしようもない

 登山で重要なのはペースだ。筋力があっても、ペースが速いと一気に消耗する。かといって休んでばかりでも駄目。
 急がず、気負わず、ゆっくり、着々と登っていく。ハナウタを歌いながら登れるくらいがちょうどいいそうだ。
 だが、運動不足で弱った足腰はどうしようもない。あっという間に疲れてしまった。

大山ハイキング
※えんえん登っていく

大山ハイキング
※勾配がきつい

大山ハイキング
※雨降山大山寺への石段

中腹の阿夫利神社

 11時、阿夫利神社にたどり着く。ここがゴールかと思ったが、登山ルートのまだ半分以下。実際、ここまではケーブルカーで登ってこられる。
 多くの人にとっては、ここがスタート地点なのだ

阿夫利神社からの眺め

※パノラマ:阿夫利神社からの眺め

大山ハイキング
※下社拝殿:鋳物の天水桶は川越の商人が寄進したもの

大山ハイキング
※ここから本番

黙るな、黙ったら疲れるぞ!

 歌うのも飽きて、とりとめのない話を興じる。アニメや特撮のこと、政治のこと、将来のこと、CPU開発のこと、宇宙の終わりについて……。黙ると他人のペースに引きずられるので、話を途切れさせないようにした。話をしてても、頭の中は空っぽだった。

大山ハイキング
※巨木が転がっている

大山ハイキング
※岩場は足首に力が入る

景色を見る余裕がない

 「疲れた」と文句言っても、山頂が近づくわけじゃない。
 「あとどのくらい?」と確認しても、ペースは変えられない。
 いいから登れ。黙らずに。
 途中、富士見台などの名所があったものの、落ち着いて見る余裕はなかった。カメラを構えるのも億劫だった。

大山ハイキング
※石柱の丁目でおおまかな位置がわかる

大山ハイキング
※この階段がきつい

大山ハイキング
※川底を歩いているようだ

つかの間の山頂

 13時20分、登頂する。駿河湾を一望できる絶景だ。しかし雨が降って来ちゃったので、すぐ下山を開始した。下山は見晴台を通るルートにした。登りと同じ道だと、残りの距離がわかってつらいからね。

大山山頂

※パノラマ:大山山頂

大山ハイキング
※山頂の社

大山ハイキング
※記念撮影

下りはなおきつく

 ハイキングは登りより下りの方がつらい。膝のクッションが使えないので、体重が腰骨を直撃する。筋肉がぷるぷる震えて、姿勢を保っていられない。
 A氏はずてーんと尻餅ついた。もし私が転んでいたら、立ち上がれなかっただろう。やばかった。本当に。

大山ハイキング
※グレーチング階段:シカが山頂部に侵入するのを防いでいる

大山ハイキング
※動物に見えるけど、あれは木

大山ハイキング
※慎重に、慎重に

腹が減った、喉が渇いた

 コースを甘く見ていたので、弁当を用意していなかった。飲み物も足りず、後半戦はさらにつらくなった。あー、コンビニ! 下界ではどこにでもあるコンビニが、なぜないんだ!?

大山ハイキング
※見晴台

大山ハイキング
※膝が笑ってる

大山ハイキング
※隊列が伸びきって、先頭の嫁が見えない

最後はケーブルカーで

 15時40分、阿夫利神社に到着する。ここからケーブルカーで降りよう。登りは90分もかかったけど、ケーブルカーなら6分だ。

大山ハイキング
※阿夫利神社で休まない

大山ハイキング
※大山ケーブルカー

下山後の行動

 結局、車に戻ったのは16時半だった。予定より1時間以上も遅く、予定よりずっと疲れていた。
 予定では、下山後にご飯を食べて、温泉で汗を流し、なべぇる家でビデオデッキをもらって、スカイウォークに行くつもりだった。だが、スカイウォークの最終入場は17時だから、もう間に合わない
 メシもフロもあきらめて、なべぇる家に直行、ビデオデッキだけ回収した。これで18時。ココイチで食事ができたのは、19時半だった。
 ここまでボロボロになるとは思わなかった。

今回の教訓

 学んだことを書き留めておく。でないと、同じミスを繰り返してしまいそうだ。

  • 荷物は軽く ... 余計なモノを持たない。一眼レフは控える。
  • 軍手 ... 手を使えれば安心。
  • 帽子 ... タオルで代用した。
  • タオル ... 必須。
  • 携帯食料、弁当 ... あれば活力になった。
  • 飲み物 ... やや多め、一人につき500mlペット×2が必要。
  • 公共機関を使おう ... 車の運転は面倒。
  • 参加者全員、コース全体像の把握をする ... 知らなすぎた。
  • ストレッチしてから登る ... ストレッチを馬鹿にしちゃイカン。
  • ペースを下げすぎない ... 時間ばかりかかる。

 ちなみに、大山は中級者向けの山じゃない。登山ガイド.comの評価で言えば、初心者向けだ。まぁ、ロープウェイがあって、山頂に売店があって、日帰りで登れる山が、そんなハイレベルなわけがない。つまり私たちは、初心者向けの山でヒーヒー泣いていたわけだ。
 歳をとってもハイキングできる自分でいたい。そのためには、より高い山に登るより、より頻繁にハイキングに出かけた方がいいみたい。今年中にあと1回はハイキングしよう。

ハイキング

名前 標高 コメント
大山 1,252m 久々の登山。ひどい筋肉痛に苦しめられる。
高尾山・2回目 599m 稲荷山コース。山頂の様子が変わっていた。
弥三郎岳 1,058m 山頂にでっかい岩があった。
天保山 4.5m 山頂を探せ。
御岳山 929m 体力を使い尽くしたハードコース。
筑波山/女体山 877m 登りはロープウェイで。山頂の岩場がすごい。
天覧山 195m ペースが大事なんだと悟る。
多峯主山 271m 天覧山とセットで渡る。
日向山(にっこうやま) 223m 急なアップダウンの連続。筋肉痛がひどい。
都幾山 463m 駅ハイの16kmコースで登る。しゃがの花を見た。
稲荷山 230m 伏見稲荷の朱色の鳥居を抜けて。
陣馬山 857m 駐車場から山頂まで、あっという間。
金時山 1,213m ヘッドライトで登るのは怖かった。
富士山 3,776m 登りに14時間もかけた。下りはさらにつらい。
高尾山 599m ぶらりとハイキング。山頂に売店があってショック。

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