凧の博物館 / 凧揚げ名人の趣味世界

2010年 東京都:都心部 博物館
[WGS84] 35.68255, 139.775571 - Google Earthで開く(kml)

日本橋を離れ、凧の博物館に立ち寄った。

通常は日曜休館だが、中央区まるごとミュージアム当日は特別無料開放される(通常200円)。そこは、2005年に訪れた洋食屋・たいめいけんの5階にあった。ぜんぜん気がつかなかった。

凧の博物館

江戸凧を中心に、全国各地から集めた凧を展示する博物館。設立したのは「たいめいけん」先代主人の、茂出木心護(もでぎ・しんご)さん。茂出木さんは西洋料理の達人であり、凧揚げの名人でもあったそうだ。だからここにあるのか。
※ちゃんとスタッフの承諾を得て撮影しています。

凧の博物館
※ぱっと見、なんの博物館かわからない

凧の博物館
※五島で見たバラモン凧

江戸錦絵凧

日本は鎖国していたため、凧も独自の進化を遂げた。「江戸凧」は、浮世絵のような絵が描かれることから、別名「江戸錦絵凧」と呼ばれる。近くで見ると、浮世絵ではないが、精緻な造りに驚かされる。こんな芸術品を屋外で飛ばしていいんだろうか

凧の博物館
※凧職人

凧の博物館
※江戸錦絵の凧:よーく見ると精緻な造り

凧の博物館
※人の背丈もある凧もたくさん

凧の博物館
※帆船凧:これが飛ぶのか

凧の博物館
※ありとあらゆる凧が陳列されている

帆船型やアイロン型の凧もある。こんな形状で揚がるんだろうか? ちゃんと空に舞っている写真が展示されているのだが、まるでUFOの証拠写真のような印象。凧の世界は意外と奥が深い。
そういえば、凧、揚げてないなぁ。最後に揚げたのは小学3年生のころだった。正月あたり、凧揚げも悪くないかも。

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