凧の博物館 / 凧揚げ名人の趣味世界
2010年 東京都:都心部 博物館日本橋を離れ、凧の博物館に立ち寄った。
通常は日曜休館だが、中央区まるごとミュージアム当日は特別無料開放される(通常200円)。そこは、2005年に訪れた洋食屋・たいめいけんの5階にあった。ぜんぜん気がつかなかった。
凧の博物館
江戸凧を中心に、全国各地から集めた凧を展示する博物館。設立したのは「たいめいけん」先代主人の、茂出木心護(もでぎ・しんご)さん。茂出木さんは西洋料理の達人であり、凧揚げの名人でもあったそうだ。だからここにあるのか。
※ちゃんとスタッフの承諾を得て撮影しています。
※ぱっと見、なんの博物館かわからない
※五島で見たバラモン凧
江戸錦絵凧
日本は鎖国していたため、凧も独自の進化を遂げた。「江戸凧」は、浮世絵のような絵が描かれることから、別名「江戸錦絵凧」と呼ばれる。近くで見ると、浮世絵ではないが、精緻な造りに驚かされる。こんな芸術品を屋外で飛ばしていいんだろうか。
※凧職人
※江戸錦絵の凧:よーく見ると精緻な造り
※人の背丈もある凧もたくさん
※帆船凧:これが飛ぶのか
※ありとあらゆる凧が陳列されている
帆船型やアイロン型の凧もある。こんな形状で揚がるんだろうか? ちゃんと空に舞っている写真が展示されているのだが、まるでUFOの証拠写真のような印象。凧の世界は意外と奥が深い。
そういえば、凧、揚げてないなぁ。最後に揚げたのは小学3年生のころだった。正月あたり、凧揚げも悪くないかも。