実家でペーパークラフト三昧
2010年 千葉県 日常実家に帰ったのは、釣り具を借りるためだった。
4日に堤防釣りの約束があるのだが、このあいだの沖釣りとちがってレンタル竿がない。で、親父の竿を借りることにした。
竿はすぐ見つかったけど、これで足りるかどうかわからない。なので夜、渋谷で友人と待ち合わせて、見てもらうことにした。
さて、夜まで時間があるので、甥っ子の相手でもしよう。
※親父の釣り具
ペーパークラフト三昧
甥っ子は5歳になったばかり。言葉はしゃべるが、会話はできない。「カルタをやろう」と誘われるが、読める字もかぎられているのでゲームにならない。なにをしても喜んでもらえるが、こっちも楽しみたい。
そこで、ペーパークラフトを作ることにした。海ほたるPAで「海の上の城」を見たのも、いい刺激になっていた。ぶっちゃけ、甥っ子と遊ぶことより、自分が楽しむ方が優先してるけど。
※カラープリントして、カッターで切り、ボンドで貼るだけ
近ごろは、ペーパークラフトの展開図(PDF)がネット上にたくさん無料で公開されている。アマチュアが自作したものもあるが、プロの仕事も多い。カラープリンターが普及したので、データさえ載せておけば利用者が勝手に印刷して、勝手に作ってくれるわけだ。
もはやペーパークラフトは書店で買う時代ではないのか。
ふりむきドラゴン
手始めに「ふりむきドラゴン(Paper Dragon)」を作ってみた。
このドラゴンは、どの角度から見てもこっちを見ているように見えるというもの。だまし絵の立体版みたいなもの。写真や動画は見てるけど、実際に作ってみるとかなりおもしろい。
甥っ子も喜んで、ドラゴンのまわりをまわっていた。詳しい情報や展開図へのリンクはこちらへ
まねき猫
つづいて、ペーパークラフト - キヤノン クリエイティブパークにあったまねきねこを作ってみた。用紙を10枚も使うだけあって、けっこう複雑。どこのパーツがどこにつながるのか、最初はわからなかったけど、できあがるころは理解できた。なるほど。もう1回作れば、もっときれいに作れると思う。
※もうちょい......
※まねきねこ
※近くで見るとちょっと変?
おおぅ、楽しい♪
うまく作れなかった部分は悔しいが、立体物ができあがる喜びは大きい。意外にしっかりした構造。これはいいな。
おふくろも喜んで、親父の骨壺の前に飾ると言い出した。え? まねきねこをそこに置くのはよくないのでは......。ま、いっか。
ミニツリーベーシック
嫁はミニツリーベーシックを作ることにした。名前がベーシックだし、枚数も6枚だから簡単だろうと思ったら、大間違い。切り抜くのが泣くほどたいへんだった。途中で投げ出すのは悔しいので、後半は歯ぎしりしながら仕上げた。これ、難しすぎ!!
※ミニツリーベーシック
このほか、Yahoo!きっずの国旗ボールやブーメランを作った。細かい作業の連続で、手が疲れた。腰も痛い。養老渓谷ハイキングの疲れがぜんぜん抜けてない。
ペーパークラフトはおもしろかった。カラープリンターがあれば、いくらでも作れるんだな。プラモデルを作ろうと思っていたけど、ペーパークラフトで十分楽しめそうだ。
てなことをやっていたら、待ち合わせの時間になったので実家をあとにした。