給田ゴルフセンター / ゴルフをたしなんでみた
2010年 東京都:南部 スポーツ「釣りをするなら、ゴルフもやりましょう!」
私とN氏が沖釣りに行った話をすると、L氏は趣味のゴルフを熱心に勧めてきた。下北沢で飲んだときの話だ。私もN氏も、ちゃんとゴルフをしたことはない。
まぁ、新しいことを避ける理由もないので、やってみることにした。
給田ゴルフセンター
成城学園前駅で待ち合わせして、給田ゴルフセンターに向かう。ここはL氏が毎週通っている練習場。私もN氏も道具を持ってないので、すべてL氏に借りた。おまけに3,000円もする革手袋までもらってしまった。うぅ、申し訳ない。
※ビギナーは2階へ
右も左もわからぬ私とN氏に、L氏はていねいに教えてくれた。その教え方は洗練されており、教える順序、言葉、ポイント、褒めるタイミングもばっちり。もうね、下手なのに気持ちよく振らせてもらいました。私やN氏が人に教えるとしても、こうはできない。特別なセミナーを受けたわけでもないのに、L氏はこういうことをさらっとやってのける。すごいなぁ。
※革手袋をもらってしまった
※熱心に指導してくれるL氏
わかったような、わからないような
ゴルフは難しかった。姿勢や間接の動きなど、注意すべき点がいっぱいあるのに、力を込めてはならない。筋肉で振るのではないようだ。だからこそ歳をとっても楽しめるスポーツなんだろうな。
しかしコツがわからないうちは、むやみに緊張して、思うように当たらない。たまに、いいアタリがあると気持ちいい。本来ならボールを狙った場所に飛ばすことが目的だが、それはまだ先。いまは気持ちよく打つことがすべて。身体をふった感覚、インパクトの音、手に残る反動、そしてボールの飛び方が、思うように一致しない。コツがつかめそうで、つかめない。
考えて、イメージして、身体を動かして、検証する。やばい、楽しい。
※やってみる私
ゴルフの世界
中学生のころ、親父といっしょにゴルフ練習場に行った記憶はあるが、ちゃんとクラブを振っただろうか? まぁ、当時はゴルフを「自分がやる趣味」とは見てなかったから、ただ行っただけだと思う。
L氏は十年以上ゴルフをやっていて、毎週練習しているそうだ。コースに出ると、広い空間を支配できる快感があるそうだが、あまり食指は動かない。私にとってゴルフは「金のかかる遊び」だ。私のようなオタクは、もっと安価で、せせこましい趣味が似合ってる。
とはいえ、ゴルフがきらいなわけじゃない。ジャストミートの快感はしびれる。ゴルフの練習はコースに出るためにあるそうだが、私は打ちっ放し専門がいいな。これなら人に迷惑をかけないし。
※L氏のゴルフクラブ
※ホールポストが回転して、グリーン上の球を落とす
二木ゴルフにて
練習場を出ると、L氏のクラブを修理するため、二木ゴルフに向かう。ゴルフ専門店に入るのははじめて。釣り専門店と同じで、なにがなんだか。まぁ、N氏やL氏をコミケに連れていったら、同じように首をかしげるだろう。
N氏は、私以上にゴルフに興味をおぼえていた。あと何回かは借りたクラブで練習したいと言うと、
「アイアンセットは今が絶好の買い時ですよ!」
とL氏は熱心に勧めてくる。通常11万のセットが、今なら3万9千円で買えるそうだ。あまりに熱心なので、マージンがあるのかと思ったよ。L氏はみんなでゴルフしたいようだ。N氏の釣りも、私の散歩も、基本は個人趣味なので、根本がちがってる。
※今が買い時ですよ!
エルヴェ 成城店にて
その後、成城学園前駅で軽く飲むことになった。水分を取ってなかったから、ビールがしみる。きゅー♪
ピザやサラダを食べながら、とりとめのない話に興じる。こういう時間も悪くない。
※どのクラブが安いの?
クラブを買ったり、コースに出るつもりはないが、たまに練習するのは楽しそう。問題は、L氏がそれで納得してくれるかどうか。L氏はみんなでコースに出たいと思っているから、いつか破綻しそう。うーん。
ま、未来のことは未来に考えよう。
ゴルフはなかなか楽しかった。