サッポロビール千葉工場を見学 / 思わぬところが機械的
2010年 千葉県 酒:ビール 酒:利き酒「しらせ」を見学したあとは、そのままサッポロビール千葉工場に立ち寄った。
事前に工場見学を申し込んでおいたのだ。新習志野に戻って飯を食おうと思っていたが、「しらせ」見学からハシゴする人も多いと聞き、千葉工場の前で下ろしてもらったのだ。
しかし結論を先に言ってしまうと、内容はいまひとつだった。
※「しらせ」から見た千葉ビール園
ビール製造工程を見学する
13時、私たちの見学回がスタートする。所要時間は約60分(見学40分、試飲20分)。まずは工場エリアで、原料の調達→製麦→仕込み→発酵→熟成→ろ過→瓶・缶・樽詰→出荷までの流れを学ぶ。私と嫁はサントリー武蔵野ビール工場で勉強済みなので、目新しさはないが、稼働中のラインを見るのは楽しかった。
※見学者ロビー
※このベンチは静岡工場でも見たな
※麦:苦くて甘くて、香ばしい
見学内容は可もなく不可もなく。ただ残念なのは、撮影禁止だったこと。見学を受け入れておきながら、なぜ撮影を禁ずるのか。まぁ、撮影できるとバカな親や若者が隊列を乱すから、禁じたくなる気持ちもわかる。それが理由かどうかは知らないけど。
つづいて不満だったのは、案内が機械的だったこと。洗練された動きで、無駄がなく、ていねいなんだけど、その目に私たちが映っているのか不安になるほど一方的だった。とはいえ1日に7回も同じ案内をしてるのだから、機械的になるのも無理ないか。
将来、科学技術が発展したら、こうした案内はロボットの仕事になるかもしれない。
※撮影禁止
高いところから、ガラス越しにラインを見るのもいまひとつ。テレビで迫力の映像をたっぷり見ているせいだろう。これは、興奮できない私たちの方に問題があるかもしれない。
まじめな感想を述べておくと、サントリーは水にこだわっているのに対し、サッポロは麦芽とホップにこだわっていることがわかった。それが製品の質にどう影響するかは別にして、ちがいがわかることは楽しかった。
試飲タイム
工場見学のあとは、待望の試飲タイム。ビールはエビスと黒ラベル、飲めない人はジュースかSUPER CLEARを注文できる。おかわり自由なので、私は3杯も飲んでしまった。空きっ腹に一気飲みはキクなぁ。ういー。
アルコールに弱い黒侠が、みるみる酔っぱらっていく(知能が下がる)のはおもしろかった。自分より酒に弱いヤツは、酒の肴に最適だ。
※いよいよ試飲タイム
※エビスに黒生、SUPER CLEAR
※千葉ビール園から見た「しらせ」
ビールを飲んでいる最中、案内してくれた女性スタッフに質問がないかと声をかけられた。思いつかなかったので、大丈夫ですと応える。にこりと微笑むスタッフ。彼女は決して機械ではない。この職場が、ちょっと機械的なんだな。
歩いて西船橋へ
14時、工場見学が終了する。このあとは新習志野駅へ無料バスで戻るつもりだったが、時刻が遠いので歩くことになった。途中、黒侠がららぽーとに行きたいと言うので、進路を変える。
ららぽーとまでは3キロ弱。大した距離じゃないが、酔っていたのでふらふらだった。
※湾岸工場地帯を歩く
※谷津干潟
ららぽーとでは、食べ放題&ランチバイキングの「フェスタガーデン」で食べた。これまた、驚異の経験だった。