新宿今井屋本店 / NEO小市民の集い

2011年 東京都:新宿副都心 鶏肉
[WGS84] 35.690306, 139.703832 - Google Earthで開く(kml)

 友人Aの主催で、ナガヤマさんと飲むことになった。

 新宿で合流して、新宿今井屋本店にしけこむ。この3人が顔を合わせるのは5年ぶり。四方山話に花を咲かせたが、やはりナガヤマさんの「小市民だけど、小市民でいたくない」宣言がおもしろかった。

新宿今井屋本店
※まんまるの氷が浮かんでる

講師時代の友人たち

 1996年、私はマルチメディアスクールに勤めていて、3人はそのときの同僚(講師仲間)だ。のちに3人ともスクールを辞めたが、数年おきに集まっている。私の記録によれば、ナガヤマさんの呼びかけで2000年1月9日、私の呼びかけで2006年12月20日に集まっている。日記がないのは、HDDクラッシュで写真が消えたためだ。
 今回は友人Aが呼集した。ごくごくプライベートな飲み会だけど、日記を残しておくのも悪くないだろう。

きりたんぽ鍋
※メインはきりたんぽ鍋。雑炊は多すぎた。

高いけど美味しい、新宿今井屋本店

 新宿今井屋本店を訪れるのは3度目。Aが鶏を食べたいと言うので案内した。絶品である比内地鶏の焼き物2つ、きりたんぽ鍋と雑炊、それにキムチを注文したが、1人あたり8,500円になってしまった。飲み過ぎか
 串を食べなかったのは未練だが、鍋がけっこうなボリュームだった。

比内地鶏の熟成むね肉の塩こしょう焼き
※比内地鶏の熟成むね肉の塩こしょう焼き

比内地鶏の塩焼き
※比内地鶏の塩焼き

NEO小市民の誓い

 ナガヤマさんは語る。四十にもなると、自分の限界が見えてしまう。突飛な能力も技術もない。自分が小市民であることは重々承知している。それでも、ほかの人とはひと味ちがう存在でいたい。小さなことでもいいから、「すごい」って言われたい
 若者に聞かれたらバカにされそうだけど、しみじみ共感してしまう年齢になってしまった。で、具体的にどんなNEO小市民的な活動をしているかというと、それはナイショ。だって、自慢できる話じゃないから……。

記念撮影
※記念撮影しておけばよかったな

手巻きタバコ講座

 友人Aは、以前から一風変わったタバコをたしなんでいる。財政事情の悪化から、一時は禁煙していたが、また吸い始めてた。しかし値上がりは厳しいため、手巻きタバコに鞍替えしていた。

手巻きタバコ
※こんなキットを持ち歩いてるの?

 手巻きタバコとは、タバコの葉と紙、フィルタを個別に買いそろえ、自分で巻いて作るタバコ。手間はかかるが、費用を抑えられるし、オリジナルブレンドも楽しめるそうだ。手巻きタバコ文化は以前からあったが、喫煙人口が多いころは見向きもされなかった。それが今、マニアの注目を集めている。水位が減ると濃度が高まるように、喫煙はマニアの世界になったようだ。

手巻きタバコ
※どうやって作るんですか?

 私もナガヤマさんも興味津々。シガレットケースと思っていた箱は、紙巻き器(チュービングマシン)だった。初めて触れる世界に興奮する。禁煙したはずのナガヤマさんは、例外を宣言して一服しはじめた。これぞ、NEO小市民の楽しみかもしれない。

手巻きタバコ
※おお~、こんな仕掛けが!

 楽しい飲み会だった。次は数年後と言わず、もっと近いうちに会いたい。それもただ飲むだけでなく、NEO小市民的な冒険(ちょっと変わったこと)をしてみたい。

今井屋本店