金沢八景・忠彦丸 / 3回目の沖釣り
2011年 神奈川県 スポーツ・釣り 灯台「次回はリレー船でコマセマダイだから、このDVDでよく勉強しておくように」
釣友会に誘われて、また釣りをすることに。船上で迷惑をかけたくないから、DVDを何度も見て予習する。ところが現地に着くと、リレー船でコマセマダイ狙いはなくなったとか。「あれ、言ってなかったっけ?」とT氏。聞いてねぇよ!
てなわけで今回は、金沢漁港から沖に出て、アジをたくさん釣ってきた。
※本日の装備
沖のLTウィリー五目乗合船
4時半に出発、5時にN氏の車に乗り換え、5時半にT氏親子と合流、金沢八景に着いたのは6時半だった。金沢漁港は釣り人でいっぱい。店で釣り具を借りて、メンバーが揃うのを待つ。と言っても、私はメンバーの数も顔もわからない。挨拶されても、釣り人のマナーなのか、メンバーなのか区別できなかったりする。
[出船] 7:20
[沖上がり] 14:30
[釣り船] 忠彦丸
[料金] 10,500円(餌+氷付/各種割引適用可)+電動リール(2,000円)
[ビシ] FL60号(天秤・ビシの貸出あり)
[道糸] PE3号迄(厳守)
[水深] 100m前後
船の行動範囲は広い
八景島シーパラダイス、よこすか住友ドッグを抜けて東京湾へ。1時間もかけて久里浜沖に出たかと思えば、ほどなく館山沖まで移動した。えらい遠くまで出るんだな。金沢八景から直線距離で40キロ。ここなら久里浜や館山の方が近いが、船なら関係ないのか。
館山は2009年の日帰り館山ドライブで見てまわっているから、なんとなく地理がわかる。目のいい人は洲埼灯台が見えたそうだ。
ところで釣り船の行き先はどうやって決めてるんだろう? 船長におまかせ?
※八景島シーパラダイスを越えて
※やたら遠くに出るなぁ
※本日の釣り場
金沢漁港・忠彦丸
私の釣り船経験は久里浜・大正丸のみ(2010-11, 2011-05)。ちがう港、ちがう船に乗ったことで、いろいろ見えてきた。まず、船が大きい。足下に海水が流れているので、汚れを落としやすい。アシストしてくれる船員さんがいて、だいぶ雰囲気が異なる。
※足下に海水が流れている
※船上より
釣り道具たち
今回はじめて電動リールを使ったけど、便利だね。水深100mにもなると、手で巻き上げるのはたいへんだよ。それに(誤差があるとはいえ)、糸を出した距離(深さ)を測りやすい。何回か繰り返したことで、棚の概念がわかってきた。私のように釣れればなんでもいい人には関係ないが、お目当ての魚がある釣り人にとっては、どのくらいに深さに棚があるかは重要なのだ。
※電動リールの電源
※クッションをゴムで代用
今回、上州屋で買ってきた手袋、ナイフ、クーラーボックスがデビューした。ナイフは便利だが、ペンチを置いてきたのは失敗。釣り針を抜くときなど、ペンチを使う場面は多い。なんでもナイフで処理できるわけじゃない。
クーラーボックスも問題なく使えた。今回のような水の流れる船上だと、近くに荷物を置いておけない。となると、T氏のクーラーボックスのように小物入れがあると便利とわかる。なるほど。
悩ましかったのは手袋。指ぬきなので、装着すると気分がいいが、指先に魚の骨が刺さったり、釣り針を引っかけることがあった。また家に帰ってからも洗うのが大変。これなら軍手を使い捨てにした方がいいかも。
※手袋とフィッシングナイフ
お祭りが多い
今回もお祭りが多かった。100mも垂らした糸の先でアジが泳ぎ回るから、からむのは当然だ。テンビンや仕掛けを失うわけにはいかないから、安易に糸は切れない。が、回収不可能な場合は切るしかない。その判断が難しいし......面倒だ。
もらったDVDでは、プロの釣り師が船を独りで使っていたが、ああいう釣り方なら気楽だろうな。
※お祭りが多い!(海の中で光っているのがアジ)
※シキシマハナダイ
昼を過ぎると、疲れて休む時間が増えてくる。あまり大量に釣っても食べきれないので、ほかの釣り人も手を休めはじめる。もういいかなーと思うあたりで船が帰投する。
釣果はアジ10尾、サバ3尾、シキシマハナダイ2尾。夫婦2人には多めだが、干物に挑戦してみよう。
※貨物船とすれ違う
※野島防波堤の赤灯台
※野島防波堤の白灯台
※金沢漁港でした
お疲れさまでした。