片倉館 / 神殿のような浴室、玉砂利の気持ちよさ
2011年 長野県 #信州ドライブ 温泉・銭湯諏訪市街に入ったのは19時過ぎだった。
交通量が増えて、のろのろ運転になった。諏訪で見たいものもいくつかあったが、もう間に合わないな。腹が減っていたので早く飯を食べたいが、時間と距離を検討すると、温泉→花火→夕飯の順にせざるを得ない。
片倉館 / 昭和3年に建造されたロマン溢れる日帰り温泉の大きな天然温泉千人風呂
訪れたのは湖岸通りにある片倉館。温泉施設とは思えないほど立派な洋風建築だった。竣工は1928年(昭和3年)。入館料は600円。
※片倉館
※入り口にあるスキー立像
神殿のような大浴室
写真は撮れないが、浴室もゴージャスだった。ステンドグラスがはめ込まれ、細部の装飾も格調高い。浴槽は1.1メートルの深さがあって、底に玉砂利が引いてある。楽な姿勢で全身が漬かり、また足の裏の玉砂利がここちよい。やや温度が高いが、ジャグジー浴室と交互に入って調節した。
ふむ、これはいい温泉だ。
※脱衣場より
風呂からあがると、どっと汗が出た。身体が芯から温まったようだ。ベンチに腰を下ろして、しばらく休憩する。ふぅ。
※ベンチで休憩
※冬だったら、また気分が変わるかな
※2階の営業は終わっていた
呼吸が落ち着いたので、そろそろ出発するか。
もうすぐ20時──。あと30分で、諏訪湖のサマーナイトファイヤーフェスティバルがはじまる。打ち上げ場所は、片倉館の目の前だ。少し早いけど、行ってみよう。