1日ショッピングパスでコストコへ

　コストコ非会員でも入店できる「1日ショッピングパス」が配布されたので、行ってみることにした。

　私のコストコ体験は幕張店のみ。ほかの店舗ものぞいてみたかったが、いい機会なので実家の母と妹を連れ立って幕張店を再訪することにした。人数が多い方が効率よく買い物ができると思っていたが、「あちらの家が食べるだろう」「このくらい食べられるだろう」と、けっこうな量を買ってしまった。

※コストコに曲がる車が渋滞していた

1日ショッピングパス

　2011年12月12日～12月25日までの「クリーニングフェア」と、2011年12月26日～2012年1月8日までの「パーソナルケアフェア」の2種類があるが、システムは同じ。けっこう複雑だ。

• P&G特設サイトにあるページをプリントアウトして、入店時に係員に見せる。
• パス1枚につき、大人3人まで入店できる。
• 過去にコストコトクトクニュースから発行した「1日無料体験パス」もしくは「1日ショッピングパス」を使用しての入店履歴が一度でもある方、過去一年間にコストコ会員カードを自主的に退会された方は対象外。
• 1日ショッピングパスの買い物には5％のサーチャージがつく。会員になれば、買い物後であっても返金される。

入店時のチェック

　プリントアウトを見せるだけ～、と思っていたけど、カウンターで氏名や住所を記入して、入会まわりの説明を聞くことになった。面倒だが、入会促進キャンペーンだから仕方ない。受付のお姉ちゃんは何百回も同じ説明を繰り返してきたせいか、なめらか～に説明してくれる。しかし、なめらか～すぎて、よく聞き取れなかった。「とりあえず、お試しで」とだけ答える。

※コストコ MEMBERSHIPじゃありまーーーせん

※ひさびさの店内

　ちなみに、カウンターに拘束されたのは私だけで、ほかは立ち止まらずに買い物をはじめていた。入店時のチェックも、特別に厳しいわけじゃない。大人3人までのパス1枚で、大人4人がしれっと入店できたからね。

家族でコストコ

　2000年に幕張倉庫店がオープンすると、新しもの好きの親父はさっそく会員になって、珍しい食材をあれこれ試した。しかし海外の食材はどれも大味で、量も多いから、すぐ飽きちゃった。親父が会員を辞めると、私たちはコストコに入店できなくなった。
　今回は私にとっても、実家の母や妹にとっても久しぶりの再訪であり、親父のことを思い出す契機ともなった。なお、甥っ子は人生初のコストコ体験であり、巨大な空間や珍しい物品に興奮しまくっていた。

※興奮する甥っ子

※総菜コーナー

※ベーグル、ベーグル、ベーグル

コストコといえばホットドッグ

　買い物後はフードコートで軽い食事。私と嫁は、コストコのホットドッグが大好きで、これを食べるために訪れたと言ってもいいくらい。180円で、おかわり自由のジュースがつく。刻みオニオンとピクルスをたっぷりのせ、ケチャップ、マスタードをたらす。十年経ったが、料金と内容は変わらない。いや、記憶していたより、ずっとおいしい。
　このほか、チキンベイク(400円)やパインスムージー(200円)、チュロス(100円)を食べたら、かなり満腹してしまい、晩飯として買ったお寿司が翌朝にまわされた。いやー、コストコの罠にはまってますな。

※レジの混雑

※立ち食いコーナー

※ホットドッグ：シンプルだけど、好きなんだよね

※チキンベイク：これもクセになる味わい

※精算済みのカートが並ぶ

4万円の出費は大きいか

　コストコの商品は大きく、量が多いので、夫婦2人で消費するのは難しい。なので、複数の家庭が共同購入して、シェアするのが一般的だ。より賢い買い物ができると思っていたが、「ちょっと試してみたいが量が多い」とか「好きだけど、食べきる自信がない」と思うものをたやすく買えてしまうため、思いのほか量が多くなった。とりわけ、甥っ子が買った（極端に甘い）チョコレートや（極端に濃い）マンゴージュースは、弟の一家に分けてもなお困るほどの量だった。
　合計金額は4万円。チャージ分で2千円くらい余計に支払ったが、コストコの年会費は4,200円だから、まだオトク。こんな調子で年3回利用するなら、会員になった方がいい。

※フィットに詰め込む

※買ってきたモノを分配する

※味は想像できるけど、つい買ってしまう

※モッツァレラチーズマリネ。あまり味がしない。

※見た目はすごいが、味はふつー

※ベーグルも大味だ

　買った食材のリストを書き写そうと思っていたが、レシートを実家に置いてきてしまった。まぁ、いいか。年末の買いだめにはちょうどよかった。こうしたキャンペーンはちょくちょくやっているみたいだから、また数年経ったら訪れてみたいね。