質より量よりアイデア / CAFE&ごはん スプーンスタイル 東京駅一番街店
2012年 東京都:都心部 パン帰省する嫁を見送りに、東京駅まで行った。
東京駅の地下をそぞろ歩いたあと、飯を食うことになる。東京駅一番街の東京ラーメンストリートで食べるつもりだったが、目当ての店が大混雑だったので、ほかを探す。ふらふら歩いたのち、「CAFE&ごはん」という店に入る。のぼりにある「スプーンスタイル」に興味をそそられたからだ。
※CAFE&ごはん スプーンスタイル 東京駅一番街店
バリごはん
嫁はバリごはんS (580円)、私はバリごはん まぶしM (830円)を注文した。ステンレス製のボウルにサラダが盛ってある。多そうに見えるが、サラダ、ごはんともに量は多くない。
※バリごはん
スプーンでかき混ぜ、味の濃い挽肉で食べるのか。じつに簡単な料理だ。最初はおいしいが、すぐ飽きる。そんなときはチリソースをかける。サンバルアスリ(SAMBAL ASLI)と言う品で、インドネシア産だ。けっこう辛いが、舌先を変える効果は抜群。もりもり食べられた。このチリソースがあればこそのメニューだな。
私が注文した「まぶし」には、温かいタレがつく。けっこう濃い目のタレで、お茶漬けのようにかけるものじゃない。これも舌先を変える効果があるが、チリソースほど鮮烈じゃなかった。
※サンバルアスリ(SAMBAL ASLI)
おいしいかどうかは、食べてみないとわからない。値段は見ればわかるが、東京駅で安さを追求するつもりもない。すると「珍しさ」が輝きを放つ。私も珍しいと思ったからこそ入ったからね。東京駅のように多くの人が行き交うところでは、質より量よりアイデアなんだなぁと思った。
ポール・ボキューズ・ベーカリー
物足りなかったので、ポール・ボキューズでいくつかパンを買った。お目当てはゴーダチーズフランスで、1個だけ買うのが忍びなくてほかを買ったようなもの。ゴーダーチーズフランスは、私の心をわしづかみしている。ハーフを買って、エスカレーターわきで食べてしまった。しかし焼きたてじゃなかったので、持ち帰ってオーブンで温めればよかった。
※ポール・ボキューズ・ベーカリー 東京大丸店
※ベーグル:電車の中で食べてしまったが、なにか挟めばよかった
※ゴーダーチーズフランス:オーブンで焼けばよかった
嫁は旅立ち、私は自由になった。孤独のグルメウィークがはじまった。